1.8 横浜大会のカードが発表されました。
出場選手を見た率直な感想は
「まだ手探りなのか?」
ということです。
私は新日本プロレスを見ているので「新日側」に立った感想です。
アメリカにいる選手は別として、現在日本にいる最強のメンバーで対抗戦に向かうと思っていました。
しかし、最強とは思えない人選でのカードが組まれています。
石森選手のパートナーはファンタズモ選手ではなく外道選手。
EVIL選手のパートナーもディック東郷選手になっています。
本当であればEVIL選手と裕二郎選手がタッグを組み、東郷選手がサポートするのが自然です。
実際に「EVIL&裕二郎withディック東郷」でワールドタッグリーグは準優勝でした。
EVIL選手と東郷選手を組ませる必要がないんですよね。
ユナイテッドエンパイアの不参加も気になります。
NOAHを支配することに興味がないのならまだしも、オーカーン様はやる気満々です。
ユナイテッドエンパイア “のみ” 出ないとはどういう意味か…。
逃げたか、出したく無いのか、断ったか、ガキみたいに怒ったか。
ま、帝国にとっては日常茶飯事だ。#プロレスのチカラ
— グレート-O-カーン👑1月4&5日.東京ドーム (@Great_O_Khan) December 17, 2021
今後対抗戦が第2回、第3回と開催されるときの為に温存しているんでしょうか?
1995年に行われた「新日本プロレスvsUWF」では、現場監督の長州力さんは出し惜しみなくカードを組んでいます。
新日本プロレスが50周年という節目の年。
最高の雰囲気での興行ではなく、勝つか負けるかのヒリヒリした対抗戦を見たかったです。
最近読んだプチ鹿島さんの「教養としてのプロレス」という本にも書いています。
プロレスファンの観戦リテラシーは高い。
勝負や結果よりも「いい試合をしてくれたレスラー」や「頑張ったレスラー」もしくは団体&興行に惜しみない拍手を送る。
野球やサッカーにはハッピーエンドは約束されていません。
各チームが別の会社なので「勝利=収益」になるからです。
新日本プロレスとNOAHも同じこと。
プロレスという同じ業界にいますが、ファンを奪い合う関係です。
両者win-winで興行を納めるのではなく「相手を叩き潰す」という興行が見たいです。
ヒリヒリした試合。
期待しています!!