NEVER無差別級6人タッグにNEWチャンピオンが誕生した。
YOSHI-HASHI選手が、遂にチャンピオンベルトを腰に巻いたのである!!2012年に凱旋してから8年。「物事が変わる瞬間」を遂に目撃してしまった!(すげーよかった)
準決勝その1
オカダ・矢野・SHOvs鷹木・SANADA・BUSHI
この試合は、オカダvs鷹木、SHOvsSANADA、矢野vsBUSHIと、それぞれ面白いマッチアップだっだが「矢野vsBUSHI」の時間が物凄く見ごたえがありました。
7・27後楽園ホール 矢野・YOSHI-HASHIvs鷹木・BUSHI(元Jrタックチャンピオン)の試合で、BUSHI選手に鮮やかに丸め込まれてしまった矢野選手。自分の得意なスタイルで負けたので相当悔しかったんでしょうね。メチャクチャBUSHI選手を意識してました。
この試合は完全にリベンジする気満々で、BUSHI選手と2人で丸め込み合戦を繰り広げてました。お互い3カウントぎりぎりの攻防を繰り広げてたので、今回も丸め込みで試合が決まるんだろうと思ってました。が、完全に騙されました!
お互い場外に出たところでテーピングを出してくる矢野選手(ケニーオメガとのテーピングデスマッチ最高でした)すかさずテーピングを奪う鷹木選手。場外カウント残り少ないところで、BUSHI選手のマスクの紐を場外の鉄柵に結び付けるという暴挙(あんた最悪やの~)
BUSHI選手リングに戻れず負けてしまいました。丸め込みで試合が決まると思ってたので、完全に騙されました。
思い込みって良くないですねー。
その2
棚橋・飯伏・ワトvs後藤・石井・YOSHI-HASHI
この試合は全員がスピーディーに動く試合で、「これが6人タック」という試合でした。前回の「タイチ、棚橋劇場」で、全然出番がなかったワト選手も今日は活躍してました。
まだチームを組んで間もないので、棚橋・飯伏選手と呼吸が合わないのが目立ちますが、打撃のバリエーション、跳躍力は抜群でした!最後のYOSHI-HASHI選手との攻防も、どっちが勝ってもおかしくなかったです。
持ち上げて十字架固めで落とす新技は見たことなかったのですがすげーびっくりしました。
試合は、YOSHI-HASHI選手がカルマで勝利。決勝はCHAOS対決となりました。
This is CHAOS!
オカダ・矢野・SHOvs後藤・石井・YOSHI-HASHI
8・9後楽園ホールのメインイベントはCHAOSの時間となりました。最近のビッグマッチはEVIL選手によるバットエンドが続き、試合を見てたライガーさんも激おこになる昨今。この日の後楽園ホールは青春真っ只中、甲子園球場に負けず劣らずの爽やかな空間になりました。(甲子園いったことないですが)
スタートはオカダvsYOSHI-HASHI。2012年のレッスルキングダムで凱旋試合をした2人です。その時の試合を見返したんですが(2012 1・4 東京ドーム)YOSHI-HASHI選手の方は完全にヒールでした。試合に勝ったのはオカダ選手でしたが、動きはYOSHI-HASHI選手の方が良かったです。
その後すぐにオカダ選手がIWGPを戴冠し、G1、ニュージャパンカップも制覇。新日本プロレスの顔となります。
YOSHI-HASHI選手はヒールでしたが、天然が表に出始め癒し系になり(基本いい人)タイトルマッチは組まれるんですが、いつもベルトには手が届きませんでした。
レスラーとしての評価は大きな差がありますが、今回のタイトルマッチではそんな差なんて感じない試合でした!
中盤ではオカダ・YOSHI-HASHI2人だけの時間に入り、YOSHI-HASHI選手がバタフライロックをかければ、オカダ選手も変形コブラクラッチで締め上げる。完全にタックマッチだということを忘れて見入ってしまいました。
最後も石井選手がSHO選手をフォールし、カットに入ろうとするオカダ選手をYOSHI-HASHI選手が必死になって止めてたのは、なんかグッときました。
CHAOS6人による遠慮のないしばきあい。「プロレス見たなー」って感じが凄いしました!
試合後のマイクも良く、明日から頑張ろうという気になり、涙ぐんでるミラノさんにつられて泣きそうになりました。
物事が変わるのは1瞬ですが、変わるまでにはとてつもなく変えるための努力を続けないといけないんすね。
良い試合でした。
でわ!
コメント