「橋本真也vs小川直也」有田と週刊プロレスと#13 14

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有田と週刊プロレスと
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橋本真也vs小川直也の回を見ました。

この事件はめずらしく2週ぶち抜き。

それほど大きな事件です。

感想を書いていきます。

事件の全容

1999年 1.4 東京ドーム大会。

第8試合に組まれた「橋本真也vs小川直也」の試合でした。

1997年に柔道でオリンピック銀メダリストの小川選手が新日本プロレスに参戦。

デビュー戦でいきなり橋本選手に勝利します。

当時IWGPヘビー級のチャンピオンだった橋本選手に勝利したことで、翌月にIWGP選手権試合が組まれます。

選手権試合では橋本選手が勝利しベルトを防衛。

この試合の橋本選手のフィニッシュの小川選手への顔面蹴りが事件の伏線になります。

そして1999年 1.4 東京ドーム大会。

小川選手は橋本選手の入場中にマイクアピール(マナー悪すぎ)をし、試合でもマウントの状態から顔面にグーパンチ。

橋本選手の後頭部へサッカーボールキックをするなど一線を越えた攻撃を仕掛けます。

あまりの小川選手の異常さに橋本選手はレフリーのタイガー服部さんに攻撃。

橋本選手がなんとか試合を止めようとした試合です。

この試合の異常さ

金沢克彦さんの「元・新日本プロレス」という本に小原さんのインタビューがあり、小川・橋本事件についても書いています。

小川選手と橋本選手の試合ではお互いにセコンドを付けています。
小川選手には
  • 喧嘩屋ジェラルド・ゴルドー選手
  • 村上一成選手
  • 佐山聡さん
  • 4代目タイガーマスク選手

橋本選手には

  • 安田忠夫選手
  • 山崎一夫選手
  • 飯塚高志選手

控室では佐々木健介選手と中西選手もスタンバイしていて、何かあったらすぐに行けるような体制です。

リング上では小川選手が橋本選手を一方的に攻撃。
荒れた試合展開に両陣営がリングを囲む中、小原さんはリングに駆け込んでいきました。
当時の小原さんは本隊と敵対する「平成維新軍」のメンバー。
本来なら橋本選手がやられていても対岸の火事なんですよね。
そんな小原さんが小川選手に突っかかっていくことはあり得ない事なんですよ。
現在で例えるなら「オスプレイ選手が鈴木みのる選手にボコボコにされているのをEVIL選手が助ける」ようなもの。
まずありえません。
維新軍の小原さんに指示を出したのが現場監督の長州選手。
絶対的な権力を握っている長州選手の指示を無視することはできないので、小原さんはリングに上がったそうです。
そのくらい現場は混乱していました。

私の感想

当時は中学生でした。

新日本プロレスの裏側なんかもわからずに「なんだこの試合?」と、消化不良だったように記憶しています。

インパクトでいえば、同じ日に新日本プロレスに参戦した大仁田厚選手に対するブーイングの方がヤバかった印象です。

大仁田選手の記事はこちら。

この事件は大人になり、会社の中での権力闘争を理解してから見ると面白くなります。

この試合を見てた当時は橋本選手を応援していました。

小川選手との引退をかけた試合も橋本選手を応援し、本気で「立ってくれ橋本!!」と絶叫した辻アナウンサーに共感しています。

新日本プロレスファンからしたら小川選手はU.F.O.所属なので外敵です。

セルリアンブルーのリングに外敵が現れたら、新日レスラーを応援するのがファンというもの。

ただ小川選手の師匠はアントニオ猪木さんと佐山聡さん。

バリバリの新日本プロレスです。

この時に初めて世代闘争というものを覚えました。

新規の若いファンは(私を含めて)橋本選手を応援。

往年のファンは小川選手に、猪木さんとタイガーマスクを重ねているので小川選手の応援をしていたんですよ。

どっちも新日本プロレスなんですよね。

この構図は近い将来繰り返すはずです。

アメリカのLA道場から柴田選手が外敵として新日本プロレスに参戦したら。

カール・フレドリックス選手、クラーク・コナーズ選手、ケビン・ナイト選手、アレックス・コグリン選手、成田選手、上村選手を従えて新日本プロレスに喧嘩を売った場合。

どっちを応援するのか?

日本のリングを追っかけているファンは日本にいるレスラーを。

STRONGを追っかけている私は柴田軍団を応援しそうです。

楽しみにしております。

ゲストの武井壮さんがめっちゃプロレス詳しかったです!

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そんな感じで。

でわ!

 

 

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