今年の2月からケガで欠場していたヒロム選手が試合復帰しました。
欠場中もメディアの仕事をこなしていたので、あまり「欠場中」という印象はなかったんですが復帰は素直にうれしいです。
復帰相手はDOUKI選手。
素晴らしい試合でした!
ヒロムvsDOUKI
試合前半はあまり盛り上がりませんでした。
ヒロム選手の肩には手術の後があり、お腹もポヨポヨ。
コンディション大丈夫か?と思いましたが、試合後半になるにつれて盛り上がっていく展開。
まずDOUKI選手が場外のヒロム選手に向かってラ・ケブラーダをおみまい。
フェンスが近く着地地点が難しい状況でキッチリと飛行しました。
ここから2人のスイッチが入ります。
DOUKI選手はエプロンから場外に飛ぶフットスタンプ。
ふまれたヒロム選手はもん絶します。
最大の見せ場はDOUKI選手が場外に向かってくりだすダイビングセントーン。
いわゆる「DOUKI BOMB」です。
ヒロム選手もここ1番の試合で同じ技を繰り出しますが、DOUKI選手はオリジナルの意地を見せてくれました。
鉄柵のカギを開け通路を確保。
コーナートップから、人が1人通れるくらいの狭い空間に向かってDOUKI BOMBでぶっ飛びました!
ことときDOUKI選手の背中が直接鉄柵に強打。
しかも着地地点にはマットがなく、フロアがむき出しです。
リングを降りてDOUKI選手に駆け寄った海野レフリーにDOUKI選手は何かつぶやきますが、マスクをしているので何をつぶやいたかはわかりませんでした。
超危険技。
この試合にかけるDOUKI選手の気持ちを感じた一撃です。
この試合は30分1本勝負。
いつのまにか試合時間が少なくなり、引きわけも見えてきましたが最後はヒロム選手がTIME BOMB2で3カウント。
残り時間13秒というギリギリの攻防でした。
敗れたDOUKI選手でしたが、評価が一気に上がります。
DOUKI選手はこの前のメインイベントでも後藤選手から勝利しそうな雰囲気をみせてます。
デスペラード・金丸組がタッグに専念している今、DOUKI選手がシングル戦線に繰り出しました。
9.5西武ドームで行われるIWGPジュニア選手権試合。
この勝者にDOUKI選手が挑戦してほしい。
そう思わせるいい試合でした!
ヒロム劇場
試合後はヒロム選手のオンステージ。
主役復活です。
ヒロム選手とベルトさんの会話劇。
この為にわざわざベルト持参でリングインしたロビー選手。
ベルトさんが話すときはベルトしか映さないワールドのカメラマン。
ヒロム座長の団体芸で後楽園ホールを盛り上げます。
ヒロム選手はマイクアピール上手ですね!
「心・技・体・おしゃべり」
全てがそろったレスラーです。
そんな感じで。
でわ!