ジェイの足攻め
9・23 札幌 飯伏vsジェイ 勝者 ジェイ・ホワイト
飯伏選手のフィニッシュ「カミゴェ」
膝が撃ち込まれるまでの一瞬のタイミングで、ジェイ選手は間合いを詰め「ブレードランナー」を叩き込みました。
その時のスピードが早すぎて何が起きたのかわからず、もっかい見返しました。
「ブレードランナー」ヤバい技っすね。
それまでの試合の組み立て方も、飯伏選手の膝をあらゆるパターンで痛めつけてました。
あれだけ攻められたら飯伏選手の攻撃パターンの「ハイフライムーブ」は使えなく「キック」の威力も半減します。
後半、飯伏選手に攻められてましたが見た目ほどダメージがなかったのかもしれないっすねー。
ジェイ選手の「膝、集中攻撃」を見てた時なんとなくですが、「棚橋選手の試合の組み立てに似てるなー」と思いました。
棚橋選手よりも上の世代の試合は(90年代)グラウンドでの攻防にかなり時間をかけ、何ならそのままギブアップ勝ちっていう試合が結構あった気がします。
「ハイフライフロー」や、「昇天・改」みたいな派手な技もいいんですが、グラウンドでの「ねちっこいプロレス」も好きなんでジェイ選手のスタイルはカッコイイですね!
ジャベvsランカシャースタイル
9・24 札幌 内藤vsザック 勝者 内藤哲也
ザック選手のレスリングスタイルは「ランカシャースタイル」と呼ばれます。
ランカシャースタイルとは打撃やスープレックスではなく、「関節技」「絞め技」でギブアップを奪うレスリングのスタイルです。
中世のヨーロッパで盛んだったレスリングで関節技は一般的なレスリングの技術だったのですが、危険な技術とみなされ段々と禁止されるようになりました。
最後まで「関節技」「絞め技」を使ったレスリングをしてたのがイングランドの「ランカシャー地方」だったので「ランカシャースタイル」と呼ばれるようになったそうです。
そんなザック選手に内藤選手は「ジャベ」で対抗しました。
「ジャベ」とはルチャブルでの複合関節技の事で「足を決めながら腕も決める」みたいな攻め方です。
内藤選手の「プルマブランカ」や、ライガーさんの「ロメロスペシャル」SANADA選手の「パラダイスロック」なんかもジャベです。(ここまでの記事はネットでメチャクチャ勉強しました)
このグラウンドでの攻防は見ててスゲー面白いです。もし、ライガーさんが解説にいたらテンションぶちあがってたでしょうね!
しかもグラウンドでの攻防だけでなく、要所要所で派手な「スイングDDT」や「フランケンシュタイナー」も出るのでずーっと試合を見てられます(30分は短い!)
30分時間切れか?と思ったら内藤選手が「デスティーノ」を2発決め3カウント。
王者の貫禄が出てました。誰が内藤選手を止めるんすかね?
最後に日本に「ランカシャースタイル」を広めた1人にカール・ゴッチさんがいます。
ゴッチさんの指導を受けた1人に「鈴木みのる選手」がいます。
ランカシャースタイルの最前線を走っているザック選手が「鈴木軍」に所属しているのは当然のことなんでしょうね。
現在の勝ち点
Aブロック
4点 オスプレイ タイチ ジェイ
2点 飯伏 コブ オカダ みのる
0点 石井 鷹木 裕二郎
Bブロック
4点 ジュース 矢野 内藤
2点 ザック KENTA 後藤 EVIL
0点 棚橋 YOSHI-HASHI SANADA
勝手にヤングライオン杯
4点 辻
2点 上村 ゲイブ
そんな感じで。
でわ!
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