新日本プロレスの旗揚げ記念日大会が終わりました。
旗揚げ記念日のメインイベントは、通常の大会では見れないスペシャルな試合が見れます。
今年は飯伏選手とデスペラード選手の選手権試合。
デスペラード選手がジュニアヘビーの選手全員の想いを背負い、新日本プロレスの頂点に挑みます。
本当に熱い試合でした!
旗揚げ記念日の歴史
デスペラード選手がコメントしていたように、旗揚げ記念日のメインイベントはジュニアチャンピオンとヘビーのチャンピオンのシングルが組まれます。
この歴史をまずは振り返りたいです。
2020年 大会中止。
コロナウイルスの影響で大会が中止になった年。
幻のメインイベントは内藤選手とヒロム選手のシングルが組まれていました。
ロスインゴ同士の試合。
昔、ヒロム選手がヤングライオン時代に内藤選手が指導をしていました。
「師弟対決」というやつです。
2020年。ヒロム選手はジュニアのリーダー。
内藤選手は史上初の2冠チャンピオンとして2人は対角線に立つはずでした。
本当に残念です。
2019年 ジェイ・ホワイトvsウイル・オスプレイ
アントニオ猪木さんとカール・ゴッチさんの試合から始まった新日本プロレスの歴史。
47年後の旗揚げ記念日は若い2人の試合です。
IWGPヘビーチャンピオンのジェイ選手とNEVERチャンピオンのオスプレイ選手。
オスプレイ選手が無差別級時代の試合です。
空を飛んできたオスプレイ選手をジェイ選手がブレードランナーでぶん投げた試合。
身体能力オバケの2人でした。
2018年 オカダカズチカvsウイル・オスプレイ
CHAOSの師弟対決。
兄貴分に挑戦するオスプレイ選手。ほぼ互角でしたが1歩及びませんでした。
今年のニュージャパンカップの決勝で見たいカードです。
2017年 オカダカズチカvsタイガーマスクW
アニメと現実が融合した試合。
この2人にしかできません。
雪崩式タイガードライバーを見たときは鳥肌がたちました(アニメは1回も見ていませんが)
直近の旗揚げ記念日はこんな感じです。
棚橋選手とプリンス・デビッド選手の試合や、オカダ選手と飯伏選手(ジュニア時代)も対戦しています。
最後の2冠戦
2.28 大阪大会で飯伏選手にデスペラード選手が挑戦表明。
3.1 の記者会見でIWGPヘビーとインターコンチのベルトが統一されることが発表されました。
結果的に最後の2冠挑戦者はデスペラード選手。
大きな、大きなチャンスでした。
試合中盤の打撃戦は飯伏選手が有利。
解説のライガーさんは打撃の打ち合いがあまり好きではないようで、毎度毎度文句を言っています。
特に体格で劣る選手。
今回でいうとデスペラード選手は打撃の打ち合いになったら確実に負けるのでやらない方がいい。とコメント。
「勝負」という事に重きを置いているライガーさんらしいコメントです。
負けたら意味がない。
確かにそうなんですが、「気持を見せる」という事も大事なプロレスの要素だと思います。
デスペラード選手は飯伏選手に挑戦するとき
我々ジュニア
という言葉を使いました。
この試合はデスペラード選手1人ではなく、現在のジュニアヘビーの選手。
全員の想いを背負って戦う覚悟で「我々」と言っています。
ジュニアの代表なので、相手がヘビー級だろうと真っ向から立ち向かう。
そんな覚悟が見えました。
セコンドについている金丸選手、タイチ選手もレフリーに暴言は吐きますが決して手は出しませんでした。
カッコイイヒールです。
仲間のために戦う。
そんなデスペラード選手の試合が見れて良かったです!
そんな感じで。
でわ!
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