IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ ヒロムとデスぺはライバル 9・6幕張 9・9仙台

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石森・外道組vsデスぺ・金丸組

ヒールvsヒールという普段はなかなか見れない試合です。同じヒールレスラーでも「BULLETCLUB」と「鈴木軍」は種類が違うように感じます。

鈴木軍は「絶対に試合に勝つ」という目的があります。その目的の為なら「反則」という手段も使う。という考えなんだと思います。

実際にプロレスというスポーツは反則は5カウントまでならOKというルールがあります。ルールをしっかり把握しそのルールの中で戦ってるという見方もできます(たまにやりすぎて、反則負けになりますが・・)

なので鈴木軍はピュアなヒールなんだと思います。

BULLETCLUBは試合の勝ち負けではなく、自分たちのやりたいようにやる。という強い意志を感じます。

「試合に負けても勝負に勝つ」というんすかね。結成して間もない「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のような雰囲気です(ロスインゴはいつの間にかベビーフェイスになってもーた)

なのでBULLETCLUBもある意味ではピュアなんだと思います。

そんなピュアな4人の試合は、まー反則のオンパレードでしたね。どうすれば相手がイライラするか?ということを皆さん常に考えてるんですね。

試合は鈴木軍が勝ったんですが、試合終了後に解説のライガーさんが「勉強になりました!」と仰ってました。現役を引退しても向上心があるライガーさんもピュアな人ですね。

素晴らしい試合でした!

田口・ワト組vs石森・外道組

9・9仙台での試合です。宮城といえば石森選手は多賀城市出身。田口監督は岩沼市出身。ご当地レスラー対決になります。

地元凱旋ということで田口監督が張り切ってました!入場の時の怪しい指の動き(しかも2本)濡れタオルを使った反則攻撃(昔、ダウンタウンのまっちゃんがテレビでやってた)

インパクト抜群で、このリーグ戦のMVPは完全に監督です!

試合は石森選手がワト選手からギブアップを奪い、凱旋試合を勝利で飾りました。

ヒロム・BUSHI組vsデスぺ・金丸組

仙台大会のメインイベントです。

この2チームの戦いは面白いです!デスぺ・金丸組がチャンピオン時代にヒロム・BUSHI組が挑戦してますし、BUSHI・鷹木組がチャンピオン時代もデスぺ・金丸組と戦ってます。

ヒロム選手とデスペラード選手はシングルでもライバル関係にあるのでお互いがお互いの手の内をわかってるので、攻撃の読みあいや駆け引きがとても高度です。

おそらくイメージトレーニングを物凄いしてて、「こう来たらこう返す」という事を何パターンも用意しているんだと思います。

試合はヒロム・BUSHI組の合体攻撃を耐えに耐えたデスぺ選手がBUSHI選手に急所攻撃。一瞬の丸め込みで(エル・エス・クエロ)3カウントを奪いデスぺ・金丸組が勝利しました。

この試合の結果、優勝決定戦も同じカードとなりました!この素晴らしい試合がまた見れます。同じメンバーですが試合内容は全然違うものになると思います。なんせ全員が「プロ」ですからね。

期待してます。

そんな感じで。

 

でわ!

 

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