11.6 大阪大会。
鷹木信悟vsザック・セイバーJr戦の試合の実況が「村田アナウンサー」だったんですよ!
大好きなアナウンサーなので凄い嬉しかったです。
今回は村田アナウンサーの凄さについて書いていきます。
放送席のお仕事
プロレスというエンターテイメントは「レスラーが試合をする」ことをファンは楽しみにしています。
- 力と力のぶつかり合い
- 派手な飛び技
- クラシカルな技
- 一瞬で極まる関節技の緊張感
- 熱くなるマイクパフォーマンス
このようにレスラーのパフォーマンスが一番の楽しみなんですが、中継でプロレス見る時には「放送席」という役割も大事になってきます。
試合を実況するアナウンサーと試合を解説する人がいることで、目の前の試合がより面白くなります。
試合の中継では、試合展開やレスラーが繰り出す技を実況するアナウンサーの「声」が常に視聴者の耳に入ってきます。
目ではリング上の試合を、耳では実況するアナウンサーの声を聴きながら我々は楽しんでいるということです。
そのなかでも「村田アナウンサー」と「清野アナウンサー」の実況が私は大好きです。
今回のIWGP世界ヘビー級選手権試合の実況を村田アナウンサーが担当したので凄さを書いていきます。
村田アナウンサーとは
1970年生まれ。
フリーのアナウンサーです。
他にも声優・ナレーターの仕事をしています。
2014年から新日本プロレスの試合実況を担当。
他にも「サムライTV」「AbemaTV」でも実況をしているそうです。
今年旗揚げした「GLEAT」の中継(SHO選手が出場)でも実況していました。
新日本プロレスの中継ではミラノコレクションATさんとの掛け合いが最高です。
村田アナウンサーを推す理由
プロレスめっちゃ詳しいこと
まず、プロレスがめちゃくちゃ詳しいです。
スーパー・ストロング・マシン選手の大ファンだそうで、あまりに好きすぎて「マシンソムリエ」というくらい詳しいそうです。
新日本プロレス・全日本プロレス・DDT・みちのくプロレスだけではなくキックボクシングの実況もしているのでどんな試合展開になってもしゃべる事が出来ます。
格闘家のことがめちゃくちゃ詳しいんですが、あえてしゃべりすぎないので聞いていて心地いいです。
例を出すと、ミラノコレクションさんとタイチ選手という最強のおしゃべりタッグがいるんですが、この2人が試合の解説をしているときはあまりしゃべらないんですよね。
「ミラノコレクション・タイチコンビ」がガンガン前に出ているときは自分は一歩引いた状態でいる。
この2人がしゃべり疲れると自分が出てくる。
押し引きのタイミングが素晴らしいので聞きやすいです。
村田アナウンサーの実況のポジションがテレビ朝日のアナウンサーだと、テレ朝のアナウンサーがガンガン前に出るので実況の人が遠慮して一歩引いてしまっているように聞こえます。
個人的にはミラノさんや現役選手の解説が聞きたいので、村田アナウンサーの時の方が聞いていて楽しいです。
ミラノさんとの呼吸が良すぎる
放送席ではミラノさんとコンビを組むことが多いです。
場数を踏みまくっているからだと思うんですが、2人の息がピッタリなんですよね。
2人が仲が良いかどうかはわからないんですが、呼吸はピッタリです。
村田アナがしゃべりそうなときはミラノさんが引く。
ミラノさんがしゃべりそうなときは村田アナが引く。
ここ一番では2人同時にしゃべる。
こういうのを阿吽の呼吸って言うんですよね。
ベテラン漫才師のようにお互いの呼吸を読む事が出来るので会話のテンポが素晴らしいです。
お互いに肩を並べる事が多いからできる技なんだと思います。
ファンの希望
新日本プロレスの中継は「新日本プロレスワールド」とテレビ朝日の「ワールドプロレスリング」があります。
テレビ朝日が担当するワールドプロレスリングではテレビ朝日のアナウンサーが実況することが多いです。
フリーランスのアナウンサーに仕事を依頼するよりも、自社のアナウンサーにしゃべってもらった方がコストがかからないからだと思います。
なので今回のようなビッグマッチ(1.4 ドーム大会やG1決勝みたいな大会)の実況はテレ朝日のアナウンサーが担当しています。
私は普段聞いている村田アナや清野アナの実況の方が好きなので「副音声」や「後日改めて実況だけ取り直して配信」という形で試合を見たいです。
イメージとしては「CMLL」を元井さんとゲストが家で見ながらおしゃべりする「テレプロレスリング」の村田さんバージョンです。
東京ドーム大会やG1クライマックス決勝を村田アナウンサーバージョンでもっかい楽しむ。
「こんな企画があれば見たいな~」
と感じた大阪大会でした。
そんな感じで。
でわ!