Amazonプライムでみれる「有田と週刊プロレスと」
第2次UWFの団結から解散までのストーリーをみました。
率直な感想は「情報が足りない!!」
私がリアルタイムで見ていないときの事件で、UWFという団体の事もほとんどわからない状態。
消化不良なのでいろいろ調べてみました。
第2次UWFとは
1988年に前田日明選手が新日本プロレスから契約を解除されます。
その後
- 前田日明
- 高田延彦
- 安生洋二
- 宮戸優光
- 中野龍雄
- 山崎一夫
の6人でUWFを旗揚げ。
新日本プロレス時代にテレビを通して自分たちのファイトスタイルをアピールできたこともあり、全国のファンから支持を受けます。
翌年には
- 藤原組長
- 船木誠勝
- 鈴木みのる
が合流します。
1990年に入り、メガネスーパーがプロレス界に参入。
メガネスーパーの団体「SWS」と業務提携したこと。
当時の社長と社員が「不動産を買いあさっている」という疑惑が上がり、
前田選手とフロント(社員)が対立。
前田選手は会社への背任行為として出場停止処分を受けます。
1990年12月の松本大会終了後、船木選手の呼びかけにより所属レスラー全員がリングの上に集合。
結束を誓ったが、会社からはレスラー全員解雇されます。
年が明けた1月。
前田選手の自宅に主力選手が集まり、今後のミーティングをしていたのでですが、一部選手から不満が噴出。
怒った前田選手が「解散」を宣言。
前田選手は全員が付いてきてくれると思っていたのでショックだったんだと思います。
その後UWFは「リングス」「UWFインターナショナル」「藤原組」に分裂しました。
私がプロレスを見始めたころは分裂後なので、このような歴史があったことが知れてよかったです。
船木選手のインタビュー記事
船木選手のインタビュー記事も発見。
船木選手によると、旗揚げの翌年(1989年)頃には前田選手とフロントはお金の問題でギクシャクしていたみたいです。
前田選手は練習にも顔を出さなくなり、船木選手とも溝ができていたんだそう。
前田選手・フロント・他のレスラーの関係も微妙なバランスの上で成り立っていました。
時代はバブル絶頂期
この頃の時代背景を考えてみると「バブル絶頂期」なんですよね。
サラリーマンの給料が上がり、物価も上がる。
その勢いで不動産の価値も爆上がりしたんですよね?(まだ幼稚園児でした)
給料と物価が同じ割合で上がっても実質の所得は変わりませんが、不動産が爆上がりしているので「買わなきゃソンソン状態」
目の前に現金があれば不動産に投資するという経営の選択もわかる気がします。
おわりに
番組の最後に有田先生が「一回一回の興行をちゃんと見ておかないとダメだ」とおっしゃっていました。
お気に入りの選手が突然退団したり、引退することもあります。
ロッポンギ3Kも解散してしまいました。
当たり前に選手が出てくるんではなく、もしかしたらもう見れないかもしれない。
という覚悟を持ってプロレスを見ていかなくてはいけないんですね。
そんな感じで。
でわ!