内藤哲也・SANADA組がIWGPタッグチャンピオンベルトを奪取!

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タイトルマッチ
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札幌ビックマッチのメインイベント。

IWGPタッグ選手権試合です。

最強のチャンピオン、タイチ・ザック組に挑戦するのは内藤・SANADA組。

内藤選手のデスティーノでザック選手から3カウントを奪い、第90代チャンピオンになります。

制御不能の内藤選手とサポート役のSANADA選手。

役割分担がハッキリしたチャンピオンです。

ロール概念

新日本プロレスの公式サイトに「ゲーム的プロレス論」というコラムがあります。

ゲーム会社カプコンのプロデューサー野中さんによるコラムです。

最新の記事にはNEVER6人タッグチャンピオンの強さについての解説が書かれています。

これがかなりわかりやすかったので、今回の選手権試合もこのコラムを参考に感想を書きます。

まず「ロール」という概念から。

詳しくはコラムを見てほしいんですが、簡単に説明するとチームの役割分担の事です。

シングルマッチでは個の力がはっきり出ます。

御幣を恐れずに言うなら、ヘビー級の選手とジュニアの選手がシングルマッチをした場合ヘビー級の選手が勝つ確率が高い。

体の大きいという事がプロレスをする上でメリットが大きいという事になります。

しかしタッグマッチになると階級のメリットは少なくなります。

組み合わせによって結果が読みにくくなるためです。

タッグマッチの対戦組み合わせは4通りに。

この試合でいうと

  • 内藤vsタイチ
  • 内藤vsザック
  • SANADAvsタイチ
  • SANADAvsザック

4通りのシングルマッチに加えて、相手を分断してのコンビネーション攻撃。

個の力ではなくチームのロール(役割分担)がが試合を決めるうえで重要になります。

現在の代表的なロールはアタッカー(攻撃)ヒーラー(支援)タンク(防御)だそうです。

試合を行う4人をこのロールに当てはめてみると、内藤選手はアタッカーとタンク。

制御不能に攻めまくり、相手の攻撃を受けることも出来ます。

SANADA選手はヒーラー。

この試合では内藤選手に好きに動いてもらい、要所要所でサポートをする。

そんな役割分担です。

一方の鈴木軍。

タイチ選手はアタッカーとタンク。

ザック選手はアタッカーに見えました。

攻撃力は高いんですが、防御力が弱い。

特にザック選手が大ダメージをもらうことが多いです。

役割分担のバランスでいうとヒーラーがいないんですよね。

ここをロスインゴチームに突かれた試合でした。

内藤選手を攻めさせ、後方でサポートするSANADA選手。

2人共に試合を決めに行こうとしてたタイチ選手とザック選手。

この差が結果として現れます。

もちろんタイチ・ザック組にも勝機はありました。

内藤選手をザック選手が卍固めで、SANADA選手をタイチ選手が聖帝十字陵で捕獲。

ギブアップをうばえる場面でしたが、内藤選手のタンクとしての役割が凄かったです。

攻撃を受け続けて、最後に仕留める。

内藤選手が前面にでて試合を作る。

それをSANADA選手がサポート。

いいチームですね。

シングルマッチからのリマッチ

ビックマッチ4連戦の主役はこの4人。

7.22 23大阪ではこの4人によるシングルマッチが4試合。

7.25 東京ドーム大会ではIWGPタッグ選手権試合です。

シングルマッチでは個の力が重要。

リマッチでのロールはどうなるのか。

見逃せないっすね!

 

そんな感じで。

でわ!

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