EVILvs高橋ヒロム  3カウント入らない・・ 7.25名古屋

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タイトルマッチ
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ヒロムの夢だったIWGPヘビーのベルト。自分たちを裏切ったEVILへの怒りをぶつけた試合でしたが、検討むなしくEVILに敗れてしまいました。

EVILとディック東郷による反則行為に会場の客は怒り、解説のミラノさんもおこ。ライガーさんはIWGP実行委員会に対して激おこな展開になり、結果、ダークネスな夜となりました。(ヒロム勝てると思ったのにー)

ディックさんダンディ

まずはチャレンジャーのヒロムがIWGPジュニアのベルトを巻いて入場。ヒロムの手首のテーピングには「夢」「EVIL」の文字(ヒロム選手は、毎回その時の気持ちをテーピングに書きます)

 

続いてEVILの入場。ディック東郷は白いスーツで決めてきました。ディックさんめちゃくちゃダンディですね。内藤選手も大一番で白いスーツ着ますけど、大人の渋さが出でおります。

 

ゴングが鳴ってヒロムがいきなりショットガンドロップキック。序盤はヒロムがガンガン攻めていきます。解説のライガーさんも「もしかすると、もしかするぞこれ」と、仰ってました。かつてヘビー級の橋本真也さんや村上和成選手、鈴木みのる選手に上半身裸で向かって行ったライガーさんが言うと、こちらもヒロム選手の勝利を期待してしまいます。

 

いいテンポでヒロムが攻めてるんですが、ロープに走ったタイミングで、ディックがヒロムの足を触ります。足を掴んで倒すこともできたと思いますが、この時は触るだけでした。

 

ただ、この行為でヒロムの頭に「ディックにも気を配らなくてはいけない」という心理的な攻撃になります。ダンディなディックらしい攻撃です。

 

当然その後もディックはちょっかいをかけてきます。その都度ヒロムはEVILと闘いながら、ディックの相手もしなくてはならず精神的にかなりの疲労が溜まっていると思います。

 

これに関しては、ヒロムもセコンドを付ければ負担を軽くできるんですが(BUSHIは優しそうだからやってくれそう)EVILとは自分の力だけで戦いたかったんですかねー。

大技の出し合い

中盤からはビックマッチらしく大技がバンバン出てきます!

ヒロムが固い、かった~いエプロンにEVILをデスバレーボムで叩きつけたり(EVILの痛がるリアクションすばらしい)コーナーの上から場外へダイビングセントーン(ヤングライオン上村君、キッド君、どさくさで巻き込まれる)

 

EVILも雪崩式ブレーンバスター、そしてヒロムの負傷した首を投げっぱなしジャーマンスープレックスでこれでもかと痛めつけます。完全に2人だけの時間になり試合に引き込まれました。(いい試合や~)

 

が、EVILはヒロムとレフリーを誤爆させ、そのすきにディック乱入(ディックいること忘れてた)真っ向勝負ではなく、あくまでもBULLETCLUBのスタイルを貫くEVILがいました。

 

ヒロムもEVILにカウンターのEVIL(技のほう)を仕掛け、TIME BOMB、TIME BOMB2を決めて、これヒロム勝った!!と思ったら、ディックがレフリーを場外へ引きずりおろし、3カウントは入りませんでした。

 

会場、ミラノさんが怒り狂うなか、ディックがヒロムの首をワイヤーで締め上げとどめのEVILのEVIL。

チャンピオンが防衛に成功しました。

 

試合後のライガーさんは、EVILの反則行為にふれ、「これが新日本プロレスか?」「実行委員会はサブのレフリーを待機させたほうがよいのでは?」と、苦言を呈しておりましたが、個人的にはこのバットエンドが次への「フリ」になるので良いと思います。(あくまでも個人の意見です)

 

ただ、もしこの2人のシングルがまた見れるなら、BULLETCLUBとしてのEVILではなく真っ向勝負をするEVILとして、ヒロムとの試合をまたいです。

その時はこの試合がフリとなってるんだと思います。

 

EVIL防衛おめでとう!

 

でわ!

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