鷹木選手は「ジャイアン」と、例えられることが多い。多分去年のスーパージュニアの時に、石森選手が言い出したんだと思う(多分)鷹木選手の強さは完全にジャイアン。解き放つオーラもジャイアン。「俺様が世界の中心」的な、マイクアピールも完全にジャイアンそのものである。
そんなジャイアンが保持するNEVER無差別級のベルトを盗み(矢野選手の得意技)怒れるジャイアンに挑戦するエル・デスペラード選手。
生きて帰れるか心配である。
怒りのジャイアンモード
ベルトを首にかけ、チャンピオンオーラ全開で入場してくるデスペ(挑戦者です)レフリーに注意されても軽くあしらい、堂々と会場のお客さんにベルトをアピールする姿は、完全にチャンピオンそのものである(この人挑戦者です)
当然ジャイアンは怒り心頭。ゴングが鳴る前からデスペに向かっていき、速攻でブレーンバスターを決める。そのままグーパンチで鉄拳制裁。逃げるデスペを追いかけ、鉄柵にぶん投げる。
ここで解説のミラノさんから「ジャイアンモードはいってますねー」見ている全員が納得する一言だ。
が、デスペがジャイアンを鉄柱にぶつけ、場外の鉄柵を使いジャイアンの左膝にダメージ。流れるようにリングの下から椅子を出し左膝に一撃!
ジャイアンの膝を破壊することに成功した(あまりにもスマートな反則に感動する)
膝攻めのバリエーション
ここからはデスペの時間。ありとあらゆる方法で左ひざを攻める。特に、外側に捻るドラゴンスクリューは、禁じ手にしてもよいくらい膝へのダメージがヤバい技です。
私事ですが、朝起きるときに右膝が痛いときがあります。恐らく、学生時代に友達との「ドラゴンスクリュー~足4の字固め」のやりすぎと思われます。
ただ、鷹木もロープエスケープしているデスペの両足を持ち上げ、両足まとめてドラゴンスクリューしてしまう!(こんな技見たことない)
鷹木選手は技のバリエーションが凄い多くて、戦う相手に合わせて出してくる技を変えてくるから、見ててすごい面白いです。
デスペ選手もヒールレスラーで反則はするのですが、BULLETCLUBみたいに、お客さんの感情を逆なでするような反則ではなく、周到に準備をし、頭を使い、見ている俺らが引き込まれる様な、上品な反則をするので見てて感心します。(解説のライガーさんもほめてました)
さすが、「プロレス王 鈴木みのる」のクルーです。
ジャイアンの一撃
終盤もデスペはマフラーホールドでジャイアンの左膝を攻め、一瞬の丸め込みで「勝てるか⁉」とおもったんですが、最後はジャイアンが、痛む膝でロープに走り、パンピングボンバー~ラスト・オブ・ザ・ドラゴン。
デスぺ、残念ながら負けてしまいました。
とりあえず鷹木選手強いっす。誰がこの最強のジャイアンを倒すんですかね?
最後に次の防衛戦で見てみたいカードを書いて終わりにします。
鷹木vsザック・セイバーJr
鷹木vs飯伏幸太
鷹木vsオカダカズチカ
新日本プロレスさん期待してます!
でわ!