永田選手・天山選手・小島選手・引退した中西選手を新日本プロレスでは「第三世代」と呼びます。
現在の新日本プロレスで1番面白いNEVER6人タッグに第三世代が挑戦。
惜しくもベルト戴冠はできませんでしたが、熱い試合を見せてくれました!(最後の握手なまらよかった)
今回は第三世代を深堀してみます。
第三世代とは
永田選手らが新日本プロレスに入門したのが1990~1992年。
この時に第一線で活躍していた藤波選手(旗揚げメンバー)や長州さん(1972年入門)を第一世代。
その下の橋本真也さん・蝶野正洋選手・武藤敬司選手(1984年入門)を第二世代。
と呼ぶそうです。
世代とは10年で一括りなので90年代はじめに入門した選手を第三世代と呼びます。
第三世代の他のレスラー
新日本プロレスだと、
- 小原道由選手
- 金本浩二選手
- 西村修選手
- ケンドー・カシン選手
- 大谷晋二郎選手
- 高岩竜一選手
- 斎藤彰俊選手
が第三世代。
私が中学生の頃に、ワールドプロレスリングでめっちゃ見ていた世代です。
他団体だと
- 秋山準選手
- 大森隆男選手
- グレート・サスケ選手
- TAKAみちのく選手
- 新崎人生選手
- 金村キンタロー選手
- ディック東郷選手
- 長井満也選手
- 高山善廣選手
- 桜庭和志選手
などなど。
ベテランですね。
数え方の違い
藤波選手・長州さんを第一世代とすると、その上のアントニオ猪木さん。力道山さんはどう数えるのか?
「日本プロレス界の父」力道山さんを第一世代とすると、猪木さん、馬場さんが第二世代。
藤波選手・長州さん・鶴田さん・天龍さんが第三世代になります。
ということは厳密にいうと第三世代=第五世代になりそうです。
第四世代、第五世代
第四世代
2000年代初めにデビューの選手を第四世代とすると
- 中邑選手
- 田口監督
- 後藤選手
- 矢野選手
- ヨシタツ選手
が第四世代。
第五世代
2010年代初めにデビュー組は
- EVIL選手
- YOH選手
- SHO選手
こちらが第五世代。
今年デビューした中島選手は第六世代になります。
第三世代の思い出
現在もベルトに挑戦している第三世代。
1990年代後半から2000年代にかけて新日本プロレスの主役となります。
上の世代に闘魂三銃士。
下には棚橋選手、中邑選手、柴田選手がいる第三世代は「天下を取り損ねた」と評価されることもあります。
「K-1」「PRIDE」といった総合格闘技が注目された時代。
「リングの上で戦う」という共通項があったことで、プロレスと格闘技は比較されることが多かったです。
全く違うスポーツなのにプロレスvs格闘技の試合が多く組まれました(それがストロングスタイルといえばそうなんですが・・)
プロレスは総合格闘技とどう向き合うか?
試行錯誤した世代が第三世代です。
永田選手・中西選手は総合格闘技に殴り込みました。
プロレスと並行して格闘技もこなす。
現在でいうとトム・ローラー選手。SHO選手のような活動。
むっちゃ大変なはずです。
小島選手は純粋にプロレスを追い求め「全日本プロレス」へ移籍。
「新日本プロレスから全日本プロレスへ移籍できるんか?」と、当時の私は衝撃を受けました。
天山選手はIWGPチャンピオンとして3冠チャンピオンの小島選手と死闘を繰り広げました。
新日本プロレスと全日本プロレスの2強時代から「NOAH」「ZERO1」という新団体が立ち上がり、総合格闘技とも戦う。
2000年代はファンの注目が分散してしまった時代でした
その中で戦ってきた第三世代。
カッコイイっすね!!
石井選手と第三世代の握手。
よかったです。
今回は負けてしまいましたが、小島選手はSTRONGベルトに挑戦が決まっています。
後藤選手をぶっ飛ばしたラリアットが決まれば勝利確実。
期待しています。
そんな感じで。
でわ!