トム・ローラーvsブロディ・キング
ニュージャパンカップUSAもついに決勝です。
ここからSTRONG無差別級王者の歴史が始まります!
トム・ローラーvsブロディ・キング
いい試合でした。
STRONGのリングは無観客試合ですが、もしこの試合お客さんが入っていたら相当盛り上がっていたと思います。
個人的に良かったポイントを3つ書きます。
ブロディ・キングの動きが凄い!
ブロディ・キング選手のスペック。
196㎝ 129㎏
そこから繰り出される打撃は説得力抜群!
エルボー1発、チョップ1発の破壊力が違います。
2019年のスーパージュニアのシリーズ。
マーティ・スカル選手のセコンドで日本のシリーズに帯同したんですが、タッグマッチでのブロディ・キング選手の動きに魅了されました。
あの巨体で素早いのです。
試合序盤のグラウンドの攻防も時間は少なかったですが、見ごたえがありました。
トム・ローラー選手がランニング・ネックブリーカーをしかけて倒れこんだ上に、技を食らったはずのブロディ・キング選手がセントーンで降ってきたのはおもろかったです。
トム・ローラーの関節技のバリエーション
トム・ローラー選手の試合はたくさん見たいと解説の柴田選手がコメントしてました。
私もその1人です。
試合をするたびに新しい動きが見れるので「次は何を見せてくれるんだろう?」とワクワクさせてくれます。
この試合ではサーフボードストレッチをブリッジしながら極めていました。
見たことがなかったので調べたら、ブライアン・ダニエルソン選手が使う「キャトル・ミューティレーション」という技。
いろんな所にアンテナ張ってます。
たぶんトム・ローラー選手の頭の中には「やってみたい技リスト」があって、試合中に虎視眈々と狙っているはず。
対戦相手によって技を工夫する選手は良い試合をします(鷹木選手や石井選手のように)
フィニッシュのスリーパー→PK→スリーパーは柴田選手に対する強烈なメッセージ。
試合後の柴田選手も「あのPKは免許皆伝」とコメントしてるのでこれからもバンバン蹴りまくるでしょう。
柴田選手、KENTA選手、高山善廣選手が使用しているPKがトム・ローラー選手に受け継がれたのは興味深いです。
ダニー・ライムライトがいねえぞ
トム・ローラー選手が3カウントを奪い、STRONG無差別級ベルトを戴冠。
同じフィルシーの仲間がリングに上がりますが1人足りません。
ダニー・ライムライト選手いないんすよね(笑)
フィルシーにとって初のタイトル。
記念すべき瞬間にいません(笑)
何をしてたんすかね。気になります。
フィルシーの内乱?
初代チャンピオンに挑戦するのは、同じユニットのディッキンソン選手。
日本では見られない展開。
シングルベルトでの同門対決はしばらく記憶にありません。
これは面白い展開です。
セオリーを無視するSTRONGのリング。
KENTA選手が赤いブリーフケースを防衛しまくったSTRONGのリング。
お互い関節技に長けているので派手さのない「ねちっこいプロレス」になりそうですが、スゲー楽しみです。
そんな感じで。
でわ!