2011年に創設されたIWGPインターコンチネンタルのベルト。
「intercontinental」直訳すると「大陸間」という意味です。
IWGPヘビーは日本での試合。インターコンチは世界をまたにかけて争う。と解釈しています(個人の見解です)
現在はIWGPヘビー、インターコンチは「2冠」として統一されていますが(チャンピオンは飯伏選手)もともとは違うベクトルのベルトでした。
初代チャンピオンはMVP選手。
初期のころの対戦カードを見ると、矢野選手 オリバー・ジョン選手 ラ・ソンプラ選手 ボラドールJr選手 丸藤正道選手 ダニエル・グレイシー選手の名前もあり、国籍や団体問わず試合をしています。
インターコンチの代名詞と言えば中邑選手。
この試合は「インターコンチがIWGPヘビーの価値を超えた」時代の試合です。
中邑真輔=インターコンチネンタル
2011年から2016年までの歴代チャンピオン一覧です。
MVP選手 田中将斗選手 後藤選手 中邑選手 ラ・ソンプラ選手 中邑選手 棚橋選手 中邑選手 ファレ選手 中邑選手 後藤選手 中邑選手(2016年退団により返上)
どー見ても中邑選手の為のベルト。
完全に中邑選手の色がついたベルトです。
「新日本プロレスの頂点はIWGPヘビー」という常識を打ち破るため中邑選手はベルトの価値を高め続け、遂にインターコンチネンタルのベルトを東京ドームのメインイベントまで引き上げました。
2014 1.4東京ドームメインイベント インターコンチネンタル選手権試合。
中邑真輔vs棚橋弘至
勝者 棚橋弘至
この試合のリマッチが今週の無料試合です。
棚橋選手は新日本プロレスの中心
2014年当時、棚橋選手はインターコンチのチャンピオン。
IWGPヘビーのチャンピオンはオカダ選手です。
ファンの多くはオカダ選手より棚橋選手を支持していたように記憶しています。
この時の棚橋選手は「インターコンチからIWGPの文字を消したい」というコメントをしています。
歴史のあるIWGP。アントニオ猪木さんが開拓し歴代のレスラーが作ってきた道を歩くのではなく、自分の道を歩いて行くという覚悟ですね。
IWGPとインターコンチを1つに統一したい。
ベルトのデザインも変えたい。
と、コメントしている飯伏選手も同じ気持ちなのかもしれません。
2014年、チャンピオン棚橋選手が新日本プロレスの中心にいました。
2021年はNEVER無差別級のベルトを巻いた棚橋選手が新日本プロレスの中心にいるかもしれません。
鷹木選手が価値を高めるだけ高めたベルト。
去年の乱入ありきの2冠戦を見て「NEVERの試合の方が面白い!」と思ったのは私だけではないはずです。
鷹木選手のベルトを奪えば棚橋選手が新日本プロレスの中心になります。
そんな事を考えながらこの試合を見てしまいました。
リング下にいた佐藤レフリーが若かったです!
そんな感じで。
でわ!
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