2016年に凱旋帰国したヒロム選手。
帰国早々、チャンピオンだった「KUSHIDA」選手に挑戦表明します。
しかも「東京ドームで試合させろ」と。
私達プロレスファンは「保守的です」
基本的には現在のチャンピオンを応援し「外敵」や「実績のないニューカマー」には厳しいのですが、「髙橋ヒロム選手」に対する期待は違いました。
ヤングライオン時代や、一時帰国した時の「カマイタチ」としての試合を見ていたからなのか分かりませんが、ヒロム選手の挑戦表明はすんなりと受け止めた気がします(私の気持はそうでした)
「新日ジュニアを引っ張っているKUSHIDA選手の対角線に立つ」
ということは反体制派。いわゆる「ヒールレスラー」としての立場になります。
この時の声援はヒロム選手の方が多く、KUSHIDA選手には「ブーイング」も飛んでました(この試合で負けたBUSHI選手のファンの八つ当たりとも取れます)
「物凄い選手になって帰ってきた」
そんな期待でいっぱいでした。
2017.1.4 ニューチャンピオン誕生
2017.1.4 東京ドーム IWGPジュニア選手権試合
KUSHIDAvsヒロム
勝者 髙橋ヒロム
新しいジュニアの試合でした。
スピードやテクニックで試合を組み立てるのではなく「爆発力」があった試合でした。
ヒロム選手の「サンセットフリップ・パワーボム」や「雪崩式カサドーラ」は見たこともない技で、危ない技です。
「うお、マジかー」とテレビの前で叫んでました。
空中戦ではKUSHIDA選手が場外のヒロム選手に、コーナートップからの「トペコンヒーロ」
お返しにヒロム選手がコーナートップからの「セントーン」をかましてました!
信じられない攻防に「ああ、プロレスはここまで来てしまったんか」と感動しました。
こんなデンジャラスな攻防をヒロム選手が制し「第76代IWGPジュニアヘビー級チャンピオン」となりました。
リベンジKUSHIDA選手
2017.4.9 両国国技館 IWGPジュニア選手権試合
ヒロムvsKUSHIDA
勝者 髙橋ヒロム
1分56秒。ヒロム選手がKUSHIDA選手を瞬殺。
ゴングの前からKUSHIDA選手が攻めますが、ヒロム選手は「サンセットフリップ・パワーボム」で形勢逆転。
必殺の「TIME BOMB」を2発決め勝利。
ヒロム選手が「もうあなたの時代ではないんですよ」
と、言っているようです。
2017年前半は完全にヒロム選手の時代でした。
もうすぐスーパージュニア
現在の新日ジュニアの中心にもヒロム選手がいます。
試合、Twitter、YouTubeと活躍の場が広いです。
「ライガーさんとは違う方法で新日ジュニアを頂点まで持っていく」みたいなことを言ってましたが、ライガーさんの時代にはないツールを使いこなしてます。
ヒロム選手が頂点に立つには対抗選手は絶対必要です。
同年代の「SHO選手」に期待したいです!
そんな感じで。
でわ!
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