G1クライマックス 31 グレート・オーカーン様の活躍まとめ

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G1クライマックス
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G1クライマックス初出場のオーカーン様。

全勝優勝という目標を掲げましたが3勝5敗1不戦勝の勝ち点8という結果に終わりました。

私は帝国民なので、結果がどうあれオーカーン様が活躍してくれたことがうれしいです。

オーカーン様すべての試合を振り返っていきます。

VS タンガ・ロア With邪道

開幕戦大阪大会。

初出場同士の対戦です。

パワーファイター同士の一戦は迫力が満点。

これぞプロレスという試合でした。

タンガ・ロア選手のセコンドには邪道選手。

要所要所で竹刀を持って介入してきます。

試合の後半タンガ・ロア選手を振り回し邪道選手をノックアウト(パワーが半端ない)

必殺技の「エイプシット」をかわしたオーカーン様が1瞬の隙をついて「エリミネーター」で3カウント。

188㎝のタンガ・ロア選手をぶん投げたことにより、顔面を掴めれば相手が誰でも持ち上げられることを証明しました。

バックステージでは自身への誹謗中傷についてコメント。

やり遂げる覚悟」を熱く語っていました。

VS 矢野通

大田区大会。

ニュージャパンカップで辮髪を切ることになった因縁の矢野選手です。

辮髪とは後ろ髪を三つ編みにして伸ばした髪型。

1644年に満州族が中国を統一した時、敵だった漢民族との区別をつけるためにおこなった髪型です。

なので満州族にとって辮髪とは仲間である証

これを自ら切ってしまう事は許されない行為です(実際に辮髪にしない者は処されていました。辮髪令といいます)

この試合のオーカーン様の怒りも、歴史を知ることで納得ができます。

プロレスとは関係ない話が続きましたが、矢野選手とのトリッキーな試合を制して2連勝です。

VS高橋裕二郎

神戸大会。

レスリングの猛者同士の試合です。

裕二郎選手はグレコローマンスタイル出身。

オーカーン様はフリースタイル出身です。

この「グレコローマン」と「フリースタイル」の違いがよく分かっていなかったので調べました。

フリースタイルとは全身を攻める事が出来ます。

なので距離を取った状態でタックルを仕掛け、ダウンさせる展開が多いそうです。

プロレスでいうと「スピアータックル」ですね。

「アンクルホールド」もフリースタイルの代表的な技。

田口監督の得意技です。

一方グレコローマンは下半身を攻めてはいけないそうです。

なので距離を縮めた状態での投げ技が魅力。

なのでグレコローマン出身の裕二郎選手はスープレックス技が多いんですね。

そしてオーカーン様はスピードがある。

お互いのスタイルに納得がいきました。

G1からの必殺コンボ。

大空スバル式羊殺し~エリミネーターでもちろんオーカーン様が勝利。

大空スバル式羊殺しを調べた記事はこちら

単独首位をひた走ります

vsザック・セイバーJr

後楽園大会。

全勝同士の対戦です。

G1最終日にザック選手と柴田選手が「グラップリングルール」で試合をしましたが、この2人はG1公式戦でやってしまいます。

テクニックがヤバイ

2018年のG1でザック選手とSANADA選手がとんでもないテクニック対決をしましたが、まるでその試合を見ているようでした。

SANADA選手よりもひと回り大きいオーカーン様が、ザック選手と同じスピードで渡り歩いていたのはヤバいです。

この試合に関しては、ファンの我々よりも格闘技をしている人達が見るべき試合。

細かいテクニックをより楽しめると思います。

解説席のライガーさんもゴキゲンで観戦していました。

負けはしましたが、凄いものを見ました。

こうなるとオーカーン様vsSANADA選手のシングルマッチも見たくなります。

vsKENTA

愛知大会。

この2人は「Twitter」という場外戦に長けています。

プロレスに限らずエンターテイメントというジャンルは「時間の奪い合い」だと思っています。

プロレスが好きなお客さんがいて、もしその人がディズニーランド行ってしまったら後楽園ホールには来れません。

ネットフリックスで映画を見ていたら、その時間は新日本ワールドを見ていないことになります。

Twitterという武器を使い、ファンの興味をG1クライマックスに持ってこれる2人は稀有な存在です。

リング上を見るだけではなく、試合に至るまでのストーリーを追っかける事でより試合が面白くなる。

より多くの時間を「プロレス」に使ってもらう

現代のプロレスですね。

試合後の「KENTA劇場」

爆笑しました!(オーカーン様負けてしまった・・・)

vs石井智宏

広島大会。

ここからの公式戦はすべてメインイベントです。

石井智宏選手とは「ゴツゴツ」としたプロレスを見せてくれました。

「昭和のプロレス」「真っ向勝負」「意地の張り合い」

石井選手の土俵にオーカーン様が乗っかっていきます。

2人が見せてくれた打撃戦。

言葉が出ないです。

石井選手の試合はハズレがありません(オーカーン様連敗してるけど大丈夫か?)

vs飯伏幸太

大阪大会。

狂気」vs「狂気」という危ない試合でした。

序盤は静かな立ち上がりでしたが、その静けさとは裏腹にいつ極まってもおかしくない緊張感があります。

試合が動いたのは中盤。

コーナーに飯伏選手を追い詰めたオーカーン様が打撃で追い打ち。

飯伏選手の狂気を出してしまってからです。

一気に試合が加速し飯伏選手のカミゴェで3カウント。

惜しくも負けてしまいました。

この試合ではオーカーン様のとんでもない正拳突きが飯伏選手にヒット。

この1激でノックアウトできなかったのが悔やまれます。

飯伏選手はハイフライムーブを出さずに打撃と関節技で。

オーカーン様はスープレックスを出さずに打撃と関節技で。

シンプルな試合でしたが、緊張感がありました。

(また負けてもーたわー)

vs鷹木信悟

宮城大会。

IWGP世界ヘビー級チャンピオンとの1戦です。

この試合はタフネス・精神力が問われる試合でした。

作戦としては鷹木選手を怒らせるような攻撃をする。

そのうえで怪我をしている「わき腹」を狙っていきました。

弱点を狙うのは常套手段ですが、狙い始めるタイミングが素晴らしかったです。

試合序盤はわき腹を一切攻撃していません。

「弱点狙わないのか?」

と、鷹木選手に思わせておいての1点集中攻撃。

精神的にもダメージを与えていました。

ただ、鷹木選手タフでした。

スタミナが尋常じゃないんですね。

全ての攻撃を受け止めた状態で勝利する。

さすがチャンピオンでした。

追い詰めましたが結果は敗北。

受け入れるしかありません。

vs小島聡

横浜大会。

内藤選手が欠場したことで組まれたカード。

若き帝国の支配者と、かつて全日本プロレス・新日本プロレスという巨大な王国を同時に支配した小島選手との試合。

かつての支配者に果敢に挑んでいくオーカーン様はカッコよかったです。

この試合はラリアット対決が見れました。

ヘビー級の2人のラリアットがぶつかるシーンは見ごたえがあります。

最終戦でようやく連敗ストップ。

有終の美を飾る1戦でした!

おわりに

G1クライマックスではオーカーン様を中心に観戦していました。

1人のレスラーをずっと見続けると細かい変化が伝わってきます。

必殺技の「大空スバル式羊殺し」

細かいブラッシュアップを重ねて、より強力な技に仕上がっています。

全9試合を見ましたが、オーカーン様のプロレススタイルがわからなくなりました。

試合によって戦い方が変わるので、どのジャンルの格闘技が得意技なのかわからないんですよ。

レスリング・柔道・柔術・サンボ・空手・キックボクシング・グラップリング・パンクラチオン・総合格闘技・オタク

引き出しが多過ぎます。

ここまでいろいろな格闘技を経てプロレスを選んだのですから「プロレスが総合格闘技」なんではないか?

と思ってしまいます。

なんにしても面白かったです。

 

そんな感じで。

でわ!

 

 

 

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