東京ドームで飯伏選手が連勝
1.4 2冠王者の内藤選手との試合に勝利。
IWGPヘビーのベルトを初戴冠。
1.5 IWGP、IWGPインターコンチの2本のベルトをジェイ・ホワイト選手から防衛。
試合後のマイクで
「本当の神になった!」
と叫びました。
飯伏選手がいう神とは何かを考えます。
神の定義
まず、神とは何かを調べました。
私は卒業した幼稚園がカトリック幼稚園だったことと、なんとなく聖書を読んだのでキリスト教を信仰していますが、宗教観は普通の日本人とほとんど変わりません。
そのうえでこの記事を書きます。
神とは信仰や畏怖の対象です。
日本では八百万の神の考え方があり、自然に存在するものや特定分野で認められた人への敬称として神が使われることがあります。
飯伏選手にこれを当てはめるとプロレスという分野で認められ、リスペクトと強さの象徴になったということになります。
飯伏選手が成し遂げた事
信仰の対象となるには実績が必要です。
まず、東京ドーム大会のメインイベントを連勝したこと。これはオカダ選手も出来ていない、飯伏選手が初めて成し遂げたことです。
蝶野選手、天山選手に続いてG1クライマックス連覇。現時点ではG1覇者、IWGPヘビー、インターコンチのチャンピオンです。
IWGPヘビー、IWGPインターコンチ、NEVER無差別級のベルトを戴冠。内藤選手、EVIL選手に続いて3人目です。
タッグでもIWGPジュニアタッグをケニー・オメガ選手と、IWGPタッグを自身が神と崇めた棚橋選手と巻いています。
スーパージュニア、ニュージャパンカップ、G1クライマックスというシングルマッチの大会で優勝。これは飯伏選手のオリジナルです。
一番凄いと思うのはIWGPヘビーとIWGPジュニアヘビーのベルトを巻いたという事です。
これは高田延彦さん、ケニー・オメガ選手に続いて3人目です。
高田延彦さんがジュニアのベルトを巻いていた時代は、まだヘビーのベルトとジュニアのベルトが同じ方向を向いていたように感じます。
そこにライガーさんが現れ、サムライさんや金本選手と一緒になってヘビーとは違う。ジュニアはジュニアの戦いになっていった。
そんな価値観の違う2つのベルトを巻いた選手です(ケニー選手もやばいです)
こんな凄いことをヤングライオンを経験していない飯伏選手が成し遂げました。
解説の蝶野さんは飯伏選手について
外から来た見えないコンプレックス。この戦いはずっと終わらない。
という言葉を使いました。
飯伏選手の実力以外の部分。新日本プロレスという会社からの信頼を勝ち取ることの難しさを言っているように思います。
もし生え抜きの内藤選手や棚橋選手と飯伏選手が同じ価値であれば、内藤選手、棚橋選手にビックマッチを任せるはずです。
それでも飯伏選手を使いたい。と会社に認められることの難しさ。
すべての面で抜きん出ていないといけないです。
このような実績、会社からの信頼、発言権を得たこと。
全てをひっくるめて神になったと発言したんですね。
2021年の神
エンターテイメント業界に逆風しか吹いていない現在。
SANADA選手が神に挑戦表明しましたが、現時点では選手権試合ができそうなイメージがありません。
とりあえず今日のNEW YEAR DASH!!を見ることですね。
信じましょう。
そんな感じで。
でわ!
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