内藤選手が膝の怪我で試合を欠場。
急遽永田選手とSANADA選手のシングルマッチが組まれました。
現在の新日本プロレスでシングルマッチが見られるのはレアです。
G1クライマックス、ニュージャパンカップ、選手権試合、遺恨がある2人。
何のテーマもなく、遺恨のない2人のシングル。
爽やかな、本隊選手同士の試合のようでした。
10年前の再戦
解説の岡本記者が言っていたんですが、この2人は2011年のチャンピオンカーニバルの決勝で当たっているんですね(全日本プロレスの大会)
2人の歴史を調べてみました。
2011年のチャンピオンカーニバルの出場選手。
「Aブロック」諏訪魔、船木誠勝、浜亮太、KONO、永田裕志、大森隆男
「Bブロック」太陽ケア、真田聖也、KENSO、鈴木みのる、ジョー・ドーリング、秋山準
Aブロックの代表が新日本プロレス所属の永田選手。同じブロックには、3冠チャンピオンの諏訪魔選手や因縁の船木選手もいます。
Bブロックの代表が全日本プロレス所属の真田選手だったんですね。
真田選手はチャンピオンカーニバル2連覇の鈴木みのる選手をリーグ最終戦で下し決勝進出。この時まだキャリア4年でした。
キャリア4年で鈴木みのる選手に勝つとかとんでもないですね!
新日本プロレスの永田選手vs全日本プロレスの真田選手。
当然ですが永田選手にはブーイングの嵐だったそうです。
試合は永田選手がバックドロップホールドで3カウント。
見事にチャンピオンカーニバルを制しました。
決勝では真田選手のセコンドに全日本プロレスの選手が勢ぞろいしますが、その中にはBUSHI選手もいたそうです。
なんかいいっすね。
10年後、後楽園ホール
2021年。
同じ後楽園ホールで2人のシングルマッチが行われました。
10年経てば環境も立場も変わります。
真田選手はSANADA選手に。
全日本プロレスからWRESTLE-1を経て「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」へ。
EVIL選手とのタッグで1時代を築き上げ、寡黙になりました。
永田選手は元気です。
G1クライマックスからは卒業して、後輩レスラーにチャンスを与える立場になりましたが元気です。
鈴木みのる選手や鷹木選手なんかとバチバチの真っ向勝負をしています。
この試合では得意のキック。ナガタロック2からの畳み掛けは素晴らしかったです。
昨年の鈴木みのる選手との試合は打撃合戦というシンプルな試合でしたが、この試合は永田選手のテクニックが光った試合でした。
試合後のコメントでも
まだまだギブアップしない。ネバーギブアップ。
とコメント。
ニュージャパンカップも近いので、永田選手にはまだまだいい試合を期待します。
そんな感じで。
でわ!
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