2021年秋。
新日本プロレスのG1クライマックをキャンセルし、単身アメリカへ乗り込んだ鈴木みのる選手。
新日本プロレス所属ではなく、自由な立場でプロレスをしています。
G1の裏で起こっていた快進撃。
鈴木みのる選手のアメリカでの試合をまとめました。
AEWに登場
9.5 モクスリー選手に挑戦表明
小島聡選手との試合後にサプライズで流れる「みのる選手」のテーマソング。
頭を抱え「アイツが来たのか!?」というリアクションのモクスリー選手。
アメリカのファンが大声で
「風になれ~」と合唱。
プロレス王がアメリカ大陸に上陸しました。
オーマイガーという実況とファンの歓声。
アメリカ素晴らしいです!!
9.8 vsジョン・モクスリー
いきなりモクスリー選手とのシングルマッチです。
アメリカでの試合なのでお客さんは歓声を出すことが出来ます。
日本での試合との大きな違いです。
歓声はそのままレスラーのモチベーションに直結。
激しい打撃戦を見せてくれました。
試合途中みのる選手の右目から流血というアクシデントが。
激しい流血でしたが、お構いなしにドロップキックをおみまいします。
最後はデスライダーで3カウント奪われましたが、楽しそうに試合をしていました。
そしてこんなことも
あゆみさんから連絡あり。やべぇことが起きてる。。
「中村あゆみ の “風になれ~The King to the World~” が iTunes Store (アメリカ) の “J-Pop トップソング” の1位に上昇 (過去最高更新)」
ぬあっっ pic.twitter.com/fKEM9gb9Ny
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) September 8, 2021
9.16 ランス・アーチャー選手との再会
単身アメリカに渡ったみのる選手。
AEWという団体に上陸。
そのにはランス・アーチャー選手という仲間がいました!
G1タッグリーグ2011優勝チーム再結成です。
9.24 鈴木軍タッグ始動
鈴木軍vsジョン・モクスリー&エディ・キングストン
入場の時点から「竹刀」を持っていたアーチャー選手。
この試合はノーDQマッチなんですかね?
凶器がリング内外に飛び交っていました。
試合時間のほとんどを使い、一方的に攻めていた鈴木軍。
しかし乱入者が現れモクスリー選手を救出。
最後は椅子の上にモクスリー選手の必殺デスライダーが決まり、アーチャー選手が3カウント取られてしまいました。
この試合で始めてみたエディ・キングストン選手。
小島選手のマシンガンチョップや裏拳を使っていました。
多分日本が好きです。
10.15 vsブライアン・ダニエルソン
YouTubeで無料配信し大きな影響があった試合。
ブライアン・ダニエルソン選手のことは全然知らないんですが、世界的なレスラーだそうです(アメリカの事情は全く知りません・・)
試合は壮絶な打撃戦。
AEWのリングですが、新日本プロレスでみのる選手の試合を見ているようでした。
お互い意地の張り合い。
みのる選手のエルボーとダニエルソン選手のエルボー合戦。
痛みの伝わるプロレスです。
アメリカのお客さんめっちゃ盛り上がっています!!
10.10 vsフレッド・ロッサー
ここからはNJPW STRONGのリングに移ります。
相手は成田選手に敗れたばかりのロッサー選手。
みのる選手は負けるわけにはいかないっすね。
貫禄の勝利でした。
ベビーフェイスなのに結構反則をするロッサー選手。
ただ、反則が中途半端で全くダメージを与えられていませんでした。
打撃・関節技・気持ち。
全てにおいてみのる選手の方がよかったです。
最後はスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーで3カウント。
この試合の解説が永田選手だったのが興味深かったです。
10.31 鈴木軍タッグ再び
みのる選手とアーチャー選手がSTRONGでタッグを組みます。
対するはSTRONG無差別級チャンピオンのトム・ローラー選手とロイス・アイザック選手。
鈴木軍vsTEAM FILTHYの試合です。
お互いにヒールユニットなんですが、鈴木軍に対する声援がとんでもなかったです。
トム・ローラー選手がホームであるSTRONGのリングで声援をもらえないのはちょっとかわいそうでした。
解説の永田選手もいっていたんですが、アイザック選手がみのる選手に対して激しい攻撃をしていないように見えました。
遠慮があるのか迫力に押されたのかは分かりませんが、もっとガンガン行ってほしかったです。
総合格闘技とプロレスの両方ができるということで、みのる選手とトム・ローラー選手は似ていると思います。
できればSTRONG無差別級のベルトを賭けて戦うというストーリーが見たかったです!
10.22 vsクリス・デッキンソン
「GCW」という団体にも出場。
ジョシュ・バーネット選手が主催するイベントで、リングにはロープがなくノックアウト・ギブアップで決着がつきます。
みのる選手とアーチャー選手が STRONGのリングでの試合後にデッキンソン選手が乱入。
デッキンソン選手が挑戦表明し、試合が組まれました。
試合展開は関節技と打撃戦。
総合格闘技スタイルの試合です。
こういう展開の試合を見ていると「UWF」の3文字が思い浮かびます。
デッキンソン選手の相手はみのる選手ですし、デッキンソン選手も高田延彦選手が履いていたような色のタイツを履いています。
一瞬で試合が極まってしまうような展開なので目が離せません。
後半の打撃戦で会場の興奮はピークに達し、みのる選手がアンクルホールドで試合を決めると最前列のお客さんがリングを「バンバン」両手で叩いていました。
レインメーカーのセコンドについている外道さん状態です。
リングとお客さんの距離が異常に近いのでめっちゃ盛り上がっていました。
いい試合です!
11.4 インパクトレスリング
11月にはインパクトレスリングにも参戦。
現在インパクトレスリングではジュース・ロビンソン選手とデビッド・フィンレー選手がBULLETCLUBと抗争しています。
みのる選手のパートナーには石井選手とシングルマッチをしたムース選手。
対戦相手にはNJPW STRONGに参戦しているジョシュ・アレキサンダー選手がいました。
ちょっとでも見たことがある選手がいると安心します。
6人タッグだったのであまり出番はなかったんですが、ジョシュ・アレキサンダー選手にスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーを決めました。
さすがです。
試合もみのる選手のいるチームが勝利。
メインイベントをしめました。
冒険旅行を終えて
日本に帰国し、すぐにワールドタッグリーグが開幕。
パートナーが不在のみのる選手は、アメリカからパートナーを連れてくるんだと思っていました。
サプライズで「怨念坊主の現役復帰ももしかしたらあるのか!?」と期待していたところに
パートナーTAKAみちのく選手
というニュースを見てビックリ。
斜め上のサプライズでした!
プロレス王はスケールがデカいです。
そんな感じで。
でわ!