2018年に「ボーンソルジャー」として新日本プロレスに参戦した石森選手。
2019年のチャンピオン時代を振り返り、試合動画を見てライガーさんの凄さも感じようと思います。
IWGPジュニアヘビー級チャンピオン
2019.1.4東京ドーム大会でKUSHIDA選手が持っていたベルトを奪取。
第83代IWGPジュニアヘビー級チャンピオンとなります(NEVER6人タックチャンピオンでもあったので2冠王者です)
そのベルトに挑戦したのは田口監督。
この試合が盛り上がったのは、前哨戦で石森選手の昔の名曲「キープオンジャーニー」のダンスを田口監督が踊りまくって精神的ダメージを与えた事です。(札幌の前哨戦を見に行ったんですが、何のくだりをしてるのか全くわからず帰ってから調べました)
それを踏まえて大阪でのタイトルマッチを見るとメチャクチャ面白くなるんですよね!
田口監督の試合を盛り上げるテクニックは本当に素晴らしいです。
2.11 大阪でのタイトルマッチの入場で見慣れない「オーバーオール」で入場。解説のミラノさんによると石森選手が「キープオンジャーニー」を歌ったときの衣装だそうです。
わざわざ用意した田口監督。仕事熱心すぎます。
試合中もキープオンジャーニーのダンスをする田口監督ですが、石森選手が反撃に出ます。
なんと、「黒歴史」であるキープオンジャーニーを自ら踊ってしまいました!
この時点で石森選手が精神的に優位に立ちます。もう怖いものがありません。
精神は肉体と連動します。
全てを吹っ切った石森選手がベルトを防衛しました。
ライガー選手の挑戦
試合後のマイクで石森選手が解説席にいた「獣神サンダーライガー選手」をリングに呼びます。
ベルトを叩き「来いよ」とアピール。
鳥肌が立ちました。
石森選手からしたら新日本プロレスに来たからにはどうしても戦いたかったんでしょう。
もちろんライガー選手もリングイン。いきなりの挑戦表明にもつとめて冷静に対応。
に見えましたが、マスク越しの口元は「笑顔」だったように見えます。
自ら「最終章」と言っていたライガー選手。
最終章のメインイベントに相応しい試合ができることに「嬉しさ」を感じてたんですかね。
この時点で「レスラーからの引退」を意識していたはずです。
引退が近い選手が団体最高峰の「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」を戦えることは、ライガー選手の凄さ。なんだと思います。
選手権試合
2019.3.6 大田区 旗揚げ記念日
石森vs獣神サンダーライガー
勝者 石森太二
石森選手はBULLETCLUB所属。元プロレスリングNOAHの選手です。
「石森vsライガー」の試合は
本隊vsBULLETCLUB
新日本プロレスvsNOAH
と、対抗戦のようにも見えます。
会場、解説席、お茶の間はライガー選手の応援をし「ギブアップするな」と叫び、ライガー選手のタップに「ああー」とため息を漏らしました。
みんなライガー選手が好きで、ライガー選手がベルトを巻くところが見たかったんだと思います。
私もそうです。
でも、いい試合でした。
石森選手は現在の新日ジュニアを引っ張っていたKUSHIDA選手からベルトを奪い、本隊の監督からベルトを防衛。
新日ジュニアの象徴「獣神サンダーライガー選手」から防衛。
チャンピオンとしてマディソンスクエアガーデンでの大会を迎えました。
そんな感じで。
でわ!
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