KIZUNA ROAD 2021で辻選手・上村選手がトップ選手とのシングルマッチが組まれました。
5月のシリーズでは辻選手がYOSHI‐HASHI選手・裕二郎選手・オーエンズ選手・鷹木選手とシングルマッチで対戦。
全敗に終わりましたが、いつも見せない動きで楽しませてくれました。
このシリーズでも熱い試合が行われています!
しかもジュニアヘビーで戦うと思っていた上村選手の対戦相手が全員ヘビー級の選手なんですよね。
試合結果と共に上村選手がヘビー級に転向するのかも気になるところです。
試合の感想を書いていきます。
上村vs鈴木みのる
上村選手の初戦は鈴木軍のボスとの試合。
しかも鈴木選手ボウズ頭になっています。
入場していきなり仕掛けたのは鈴木選手。
上村選手と試合できるのが凄い楽しそうでした。
放送席の解説人もコメントしてましたが、上村選手にかつてヤングライオンだった自分を重ね合わせていたのかもしれません。
棚橋選手・ザック選手・飯伏選手に上村選手が挑戦するように、藤原組長・船木選手・ライガーさんに挑んでいた自身の若手時代を。
グラウンド・打撃・関節の取りかたを、試合を通して上村選手に指導しているように見えました。
単純な筋肉量なら上村選手の方が勝っているんでしょうが、体重の掛け方や押し引きのタイミングで相手に勝ることができる。
もし鈴木選手が本隊に所属していたら、道場でこの試合のようなスパークリングが日々繰り広げられているんでしょうね。
バックステージコメントでも「いつでもやってやるぞ」と言ってくれています。
上村選手はガンガン挑んでほしいです!
辻vsオカダカズチカ
オカダ選手に挑戦した試合。
オカダ選手がほとんど感情を出してないのが印象的でした。
1度目は卍固めを披露した時。
闘病生活を送る猪木さんを激励するような卍固め。
2度目は「どうしたヤングライオン」と辻選手に檄を飛ばした時。
辻選手をヤングライオンと呼び、まるで関心がないようです。
この日の第1試合。
上村選手と棚橋選手の試合とは打って変わって淡々と試合が進みます。
IWGPのベルトが撮れなかったダメージが残っているのか辻選手に本当に関心がないのがわかりませんが、この日のオカダ選手は厳しい試合をしています。
オカダ選手からお客さんを盛り上げようとせず、辻選手がどこまで試合を盛り上げれるかを確認しているようにも見えました。
試合時間8分53秒。
レインメーカーをフェイントに丸め込み(トケ・エスパルダスという技だそうです)サッサと引き上げたオカダ選手。
まだまだ辻選手はオカダ選手の視界には入っていないようです。
上村選手はヘビー級に転向するのか?
このシリーズのシングルマッチは全員ヘビー級の選手です。
昨年はスーパージュニアにエントリーされた上村選手ですが、もしかしたらヘビー級に転向するのかもしれません。
棚橋選手は上村選手との試合後に「お前、エースになれるよ」と声をかけたそうです。
棚橋選手は自身の若いころに似ているからと冗談っぽくコメントしていましたが、本心から言っている可能性もあります。
行動心理学の本に書いてあったのですが、上司が部下に対して「お前は優秀だから期待しているぞ」と意思表示すると部下のパフォーマンスが上がるそうです。
棚橋選手がどのような想いから「お前、エースになれるよ」といったのかは分かりませんが、上村選手はやってくれそうです。
そんな感じで。
でわ!