エル・デスペラードvs高橋ヒロム 決勝戦

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スーパージュニア
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12.11 日本武道館 スーパージュニア決勝戦

デスペラードvsヒロム

勝者 高橋ヒロム

BEST OF THE SUPER Jr. 27の決勝戦。今年はデスペラード選手に負けてばかりのヒロム選手が「TIME BOMB II」で3カウントを奪いました。

試合前にヒロム選手が「俺たちの歴史」という言葉を使いましたが、その歴史を感じれた試合でした。

この試合中に制御不能となったヒロム選手がデスペラード選手のマスクを引きちぎります

マスクマンはマスクをとても大事にしています。

当然マスクに手をかけられたり、剥がされたりする事を極端に嫌います。

マスクマンのマスクは自分の存在意義のようなものです。

ライガーさんやタイガーマスク選手のマスクを剥がそうものなら、3倍くらい反撃されます。

が、デスペラード選手はマスクマンなのですが、マスクに対しての考え方が違いました。

マスクは勝つために使うもの」みたいな事を昔コメントしてます。

KUSHIDA選手との試合中に自らマスクを脱ぎKUSHIDA選手にパス。反則勝ちを狙ったこともあります。

ヒロム選手との試合中にマスクを剥がされても、何事もなかったかのようにまたマスクを被りました。

BUSH選手にマスクを剥がされたときも慌てずに顔を手で隠していました。

おそらくデスペラード選手にとっては、マスクを被っている事への執着はないんだと思います。

マスクは被る。が、勝つために必要なら脱ぐことも厭わない。

昨日の試合は、そんなデスペラード選手のマスクに対する考えが見えた試合でした。

80年代、90年代はインターネットという道具がなかったのでマスクマンの正体はわからなかった事が多かったです(バレている選手も結構いましたが)

今はインターネットが普及し、調べれば何でもわかる時代です。

当然エル・デスペラードとGoogleに検索をすれば正体がわかります。

がそんなことはどーでもいい事です。

私達はプロレスを見ています。

リングの上で起こっている事が全てです

Twitterでプライベートを教えてくれるならありがたく見ますが、「レスラーが自ら発信しないことは検索する必要はない」と私は考えます。

デスペラード選手の正体や、試合後のコメント

「俺の同期最強だろう?」から同期を推測する必要もありません。

1%の確率でDOUKI選手を褒めている可能性もあります。

ヒロム選手はコメントで

「今日は俺の勝ちだ。またやろうぜ!」

と、デスペラード選手を誘いました。

デスペラード選手もヒロム選手の事が大好きですから、また試合をしてくれるはずです。

なんにしてもいい試合でした。

 

そんな感じで。

でわ!

 

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