KENTA選手がモクスリー選手の持つIWGP USヘビーの挑戦権利書を獲得してから随分と時間が経ちました。
今回の東京ドーム大会でもタイトルマッチは組まれません。
KENTA選手がチャンピオンになれる日は来るのか?
もうKENTA選手がチャンピオンでいいんではないのか?
そんな事を言ってもしょうがないので久々にモクスリー選手の試合を見て感想を書いていきます。
ランス・アーチャーvsジョン・モクスリー
チャンピオンのランス・アーチャー選手に挑戦したモクスリー選手。
本来はチャンピオンだったモクスリー選手が10月に来日するタイミングで台風が日本に襲来。
飛行機トラブルで来日できず泣く泣くベルトを返上する事に。
急遽行われた第7代IWGP USヘビー級王座決定戦で勝利したランス・アーチャー選手へのリベンジマッチとなります。
この試合は「テキサスデスマッチ」というルール。
このテキサスデスマッチとは反則なし、場外リンクアウトなし、10カウントで勝利が決まるというルールです。
チョット特殊なのがピンフォール(3カウント)を奪ってから10カウントを奪わないといけないというルールがあることなんですが、簡単に言うと凶器を使って相手をボコボコにしたら勝ち。
というワイルドな試合です。
試合の方は予想どうりで凶器攻撃のオンパレード。
「反則攻撃の大喜利」を見ているような試合でした。
真壁選手のYouTubeで見たんですが、パイプ椅子や机などの備品を破壊した場合、壊した人に代金が請求されるそうです(テーブル1脚4万円・・)
試合を原価で考えるとこの試合の原価率は相当高そうです。
そんなワイルドな試合を制したモクスリー選手が翌日の選手権試合へとコマを進めます。
ジョン・モクスリーvsジュース・ロビンソン
昔アメリカのFCWという団体に所属していた2人はよく飲みに行く関係だったそうです。
後藤選手とYOSHI-HASHI選手のような感じでしょうか。
モクスリー選手はWWEでスーパースターとして活躍。
ジュース選手は新日本プロレスの道場でコツコツと成長してきました。
そんな2人の再開は2019年。6.5両国大会。
チャンピオンのジュース選手にいきなりモクスリー選手が挑戦しました。
いつも明るいジュース選手ですが、この日は笑顔がありませんでした。
モクスリー選手と対峙したときはピリピリした空気が流れます。
ジュース選手にとってこの試合は特別な試合です。
WWEのスーパースターから挑戦を受けるという立場。
いつも見せない危険な攻防。
「本隊を離れてヒールレスラーになっても面白いんではないか?」というくらい危険な試合でした。
そんなジュース選手を「デスライダー」で下したモクスリー選手。
USヘビーの選手権試合では負けたことがないんですね。
このまま無敗記録を伸ばすのか。
もし来日できずにベルトを返上しても、無敗のまま勝ち逃げということになります。
東京ドーム大会には参戦しませんがいつかまた日本に来てほしいです。
そんな感じで。
でわ!
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