永田vs鈴木みのる  大人の喧嘩ROUND2 7・31後楽園

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新日本プロレス
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鈴木選手が永田選手にゴッチ式パイルドライバーで勝ちました。が、そんなことはどーでもいい(よくないんですが)「物凄い試合を見てしまった!」と心から思う試合でした。

世界陸上で織田裕二さんが「地球に生まれてよかったー!」と言った時くらいのテンションで試合を観戦し、見終わった後もしばらく余韻に浸る時間が必要でした。

ジュニアの選手のトリッキーなムーブ、ヒールレスラーの反則介入のうまさ。テーブル、椅子、脚立を使ったハードコアなプロレスも面白いですが、シンプルなプロレス。ただただしばき合うプロレスが俺は好きなんだ!と再確認できた試合でした(やっぱり卵かけご飯が最強みたいな)

2人のしばきあいを俺らは見たい

ゴングが鳴り序盤は場外乱闘。前回は無観客試合でしたが、今回は後楽園ホールにお客さんがはいってます。入場400人くらいでまだまだ満員までは入れれないですが、それでもお客さんの拍手やリアクションがあると見てるこっちもノッてきます。

そんなお客さんに見せつけるかのように鈴木選手が攻めます。リングから場外に引きずりおろしながらのアキレス腱固め。そこから鉄柵を使ってガンガン足を決めていきます。永田選手きつそうなんですが、この後にもっときつい攻防が始まります。

リングに2人が戻り始まってしまいます。【しばきあい】の時間です。2人がお互いにエルボーで撃ち合います。ヤングライオンなら1発食らったら倒れそうなエルボーを、何発も何発も何発も撃ち合います。

エルボーの当たった時の音の凄さにお客さんがどよめきます。「もしかして鉄柵よりレスラーの肘の方が固いのか?」と思うくらいの破壊力です。感染拡大防止のために、現在は声を出しての応援はできませんが、このエルボーの音が聞こえるなら、それも悪くない気もします。

海外で鈴木選手の試合の時は、エルボーを打つ前にお客さんが「し~~」って言って、みんなでエルボーの音を聞いてるのを見た事があります。優れた音楽と同じように、鈴木選手のエルボーも芸術の域に達したんだと思います。(将来的にはノーベル文学賞にノミネートされるかもしれません)

えぐい蹴り

ただ、永田選手も反撃に出ます。鈴木選手がパイルドライバーにいこうとしたところを、カウンターのエクスプロイダーでぶん投げる。そこからミドルキックがクリーンヒット!鈴木選手悶絶です。

永田選手がバックドロップで投げようとしますが、鈴木選手もフェイススロックで何とかガード。手に汗握りすぎてビールを一気に飲み干します。

こらえた鈴木選手、反撃の頭突きをかまします。マジで音がえぐいです(お客さんどよめきます)

個人的なランキング「頭突きTOP3」に入りました。(あと2人は石井 智宏選手、全日の宮原 健斗選手)

最後は鈴木選手の張り手の連打でフラフラにして、ゴッチ式パイルドライバーでフィニッシュ。あっという間の20分でした。

鈴木みのるの次の獲物

試合後のマイク、バックステージでは次の対戦相手はもう決まってる!ようなことを言ってました。凄い意外なところに行く感じでした。IWGP?とも思ったのですが、全然意外ではないんですよねー。オカダ選手の新しいタイトルを狙うのか、アメリカの興行に参加するのか(渡航規制あるから無理か)

はたまた新日本プロレスを離れて他団体に行くのか?

どうなるかはわかりませんが、狙われた選手はご愁傷様です。

とにかくいい試合でした!

 

でわ!

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