夏の神宮球場でのタイトルマッチ。ジュニアヘビー級の頂点を決める戦いです。石森選手がヒロム選手の左肩を攻めまくりギブアップ勝ち。NEWチャンピオンとなりました!
新日本プロレスは階級が分かれてて、100キロ未満の選手のジュニアヘビー級と100キロ以上のヘビー級に分かれています。
この2つの階級は単純に体重による線引きではなく、戦いの方向性が違います(個人の感想です)
ヘビー級は圧倒的なパワーと、技と技の間に「間」があることだと思います。この「間」のあいだに「次はどうなるんだろう」と俺たち観客は想像を膨らませます。
ジュニアヘビー級の戦いは「間」をどれだけなくせるかだと思います。相手の技を食らってもすぐに反撃する。お互いダメージがあるのに大技を交互に繰り出す。
プロレスに詳しくなくてもスピーディーな攻防は見ていて楽しめるはずです(友達に初めてプロレスを見せるときはジュニアの試合を見せてます)
そんなジェットコースターのようなスリリングな試合を見たくてプロレスをずっと見続けてます。
前置きが長くなりましたが、ジュニアヘビー級のタイトルマッチはそのくらい楽しみなんすよ!
石森選手動きがキレキレ
試合は序盤から石森選手のペース。ヒロム選手の周りをクルクル回ってのアームブリーカー(ラ・ミスティカって技だと思ってたらトルベジーノという技みたいです。日々勉強ですね)場外にエスケープしたところにそっこーで三角飛びのケブラーダ。で、リングに戻ったヒロム選手の左肩に450スプラッシュ!
37歳の動きとは思えません。
NEVERのチャンピオンの鈴木みのる選手といい、IWGPタックチャンピオンのタイチ選手といい、KOPWのタイトルを獲得してしまった矢野選手といい、オジサマスポーツ選手の活躍っぷりはホントに尊敬します(趣味でスキーをしますが年々動けなくなってきてます)
ヒロム選手の動きが悪い
序盤の肩攻めのせいか、この試合のヒロム選手の動きがいつもより悪いと感じました。
今回のタイトルマッチを見る前に今年行われた
ウィル・オスプレイvs高橋ヒロム(1・4東京ドーム)
高橋ヒロムvsリュウ・リー(2・9大阪城ホール)を復習として見たんですが、その時よりも「元気さ」がなかったです。
精神と肉体はつながってるといいますが、負傷した左肩の状態が悪く常に気を配っていたのか、野外で気温が高い状態での試合でペースが乱れたのか、EVILの裏切りのショックから立ち直れていないのか(多分これ)心のストレスで動きが悪くなってるように見えました。
後半、投げっぱなしフロントスープレックスや、ダイナマイトブランチャ、デスバレーボムで石森選手をぶん投げますが、肩の痛みで技の威力が弱まったのか必殺のTIME BOMBを返されてしまいます。
攻守交替で石森選手が新技のリバースブラディークロスを出し、Yes Lockでヒロム選手の左肩をグリグリ締め上げます。さらにそっからエグイ締め方に移行し(Bone Lockという新技だそうです)ヒロム選手たまらずギブアップしてしまいました。
このBone Lockはカッコイイ技ですね!素人目にも絞められてる痛みが伝わってくる、説得力抜群の技です。ナイスセンスです!
今後の流れについて
海外にいるジュニアヘビー級の選手が日本に来れないとなるとジュニアの選手って少ないんですよね。
次の挑戦者予想しようと思ったんですが候補が少ないんすよ。
無差別級で鍛えたSHO選手か、マスターワト選手に勝った金丸選手か、BUSHI選手が仇を取りに行くかのどれかだと思います。
個人的にはNOAH時代からの天敵「金丸選手」に行ってもらいたいです。
そんな感じで
でわ!
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