凄い試合でした。
レインメーカーvsパンピングボンバー。
ラリアットvsアックスボンバーの闘いは鷹木選手に軍配。
飯伏選手とコブ選手の技の切り返しも凄かったんですが、鷹木選手とオカダ選手の力のぶつかり合いは爽快でした。
ロスインゴの4番バッターのフルスイングが、オカダ選手をノックアウトした試合の感想を書きます。
鷹木選手のハイテンション
鷹木選手はいつもハイテンションですが、この試合もハイテンション。
オカダ選手をパワー・スピード・スタミナ・テンションの全てで上回ります。
勢いとテンションでスタートダッシュをし、そのまま逃げ切った印象でした。
途中オカダ選手のマネークリップで捕まります。
呼吸を塞がれて体力を消耗しますが何とか回避。
その時点で25分経過してますが、ここからギアが1段上がります。
オカダ選手のレインメーカーをカウンターのラリアットで返したときは声が出ました!
オカダ選手のレインメーカーがこん棒で打ち下ろすタイプの攻撃なら、鷹木選手のパンピングボンバーは金属バットを短く持ってフルスイングする感じの攻撃。
スピードがあるのに金属バットだから破壊力があるんですね。
カウンターでもらったらイチコロです。
オカダ選手よく返しましたね。
立ち上がれないオカダ選手にトドメのスライディングエルボー。
ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウント。
ニューチャンピオン誕生です!
群雄割拠のIWGP世界ヘビー戦線
2015年辺りから続いた「オカダカズチカ1強時代」を経て、現在は群雄割拠の時代です。
2018年にケニー・オメガ選手。
2019年にジェイ・ホワイト選手。
2020年にEVIL選手がIWGPヘビーを初戴冠(全員BULLETCLUBだ)
今年は飯伏選手・オスプレイ選手・鷹木選手がベルトを腰に巻きました。
ここにベルト常連組のオカダ選手・棚橋選手・内藤選手を加えたメンバーでベルトを争う展開になりそうです。
チャンピオンが変われば試合内容も変わる。
オカダ選手のインタビューでのコメントは納得してしまいました。
二冠っていうのは新日本の“黒歴史”なんじゃないかって、ボクは思うんですよね。だって、「二冠王座を巡る戦いで、何がみなさんの印象に残ってるのかな?」って。個人的に二冠のイメージといえば、内藤(哲也)さんが(EVILに)神宮で勝って花火をバックにポーズしてる場面くらいしか思い浮かばないですし、「二冠戦といえばこの試合だよね」っていうのがないというか。
2020年の2冠戦は乱入が多かったんですよね。
ほとんどEVIL選手が絡んでいたのでしょうがないんですが、あまりにも多すぎて
「またか」
と、思ったりもしていました。
今年に入ってからは1対1の完全なシングルマッチが見れているので満足感が高いです。
個人的にはIWGP世界ヘビー級は1対1のストロングスタイルの試合で。
乱入などのトリッキーな試合はNEVERで行ってほしいです。
SANADA待望論
最後に、ロスインゴのメンバーで未だにシングルベルトを巻いていないのがSANADA選手です。
内藤選手(2冠)鷹木選手(世界ヘビー)BUSHI選手(IWGPジュニア)ヒロム選手(IWGPジュニア)
EVIL選手(裏切り後2冠)
SANADA待望論です。
現在のおしゃべりハイテンションおじさんも素晴らしいチャンピオンですが、COOLなSANADA選手がベルトを巻いた時どんなリアクションをするのかも見たい。
同じロスインゴ2人なので挑戦する可能性は少ないですが、この2人のシングルマッチも見てみたいです。
そんな感じで。
でわ!