アメリカでもニュージャパンカップが開幕。1回戦が行われました。
勝利したのはヒクレオ選手、トム・ローラー選手、ブロディ・キング選手、リオ・ラッシュ選手。
試合の感想を書いていきます。
コナーズvsラッシュ
昨年のライオンズ・ブレイク・クラウントーナメント優勝のコナーズ選手は、この試合からヤングライオンを卒業します。
コスチュームが変わるかと思いきや、今までと同じ黒パンツ。
同じく卒業しているフレドリックス選手とは対照的です。
この試合はどちらもジュニアヘビーの選手。
試合展開が早いです。
スピードで試合のペースを握りたいラッシュ選手に対し、コナーズ選手はパワーで押していくスタイル。
ムキムキの筋肉がうなりを上げます。
コナーズ選手は身長は大きくないんですが、筋肉が大きいのでデカく見えます。
石井選手のようなタイプ。
この試合は負けてしまいますが、日本に来てスーパージュニア参戦してほしいです。
勝者 リオ・ラッシュ
成田蓮vsトム・ローラー
LA道場の成田選手とTEAM FILTHYのトム・ローラー選手の試合。
トム・ローラー選手が格の違いを見せます。
常に先手を取ろうとする成田選手に対し落ち着いて対処。
クリス・ディッキンソン選手やミステリオッソ選手には、勢いで押し切り勝利しますが、トム・ローラー選手には上をいかれます。
打撃・関節技どちらもトム・ローラー選手が上でした。
プロレスラーでありながら、現役の格闘家。
攻め・守りのパターンが豊富です。
成田選手は何をしても返されていました。
最後は胴締めスリーパーで成田選手は失神。
完敗です。
メンバーのディッキンソン選手が成田選手に負けて後がないリーダー。
リーダーとしての意地を感じました。
勝者 トム・ローラー
ロッサーvsヒクレオ
因縁の2人。
以前の試合でロッサー選手が、ヒクレオ選手の髪を引っ張り勝利するという反則行為。
怒ったヒクレオ選手はゴング前から仕掛けます。
この試合もヒクレオ選手がペースを握りますが、ロッサー選手はまたしても髪の毛を引っ張るという行為。
そのままエプロンにサイドバスターで叩きつけ、ペースを握りかけます。
ただ、パワーが桁違いでした。
すぐにペースを握り返し、最期はトンガンドライバーでフィニッシュ。
正々堂々とヒクレオ選手が勝利しました(ヒクレオ選手はBULLETCLUB)
根は真面目なロッサー選手は試合になると悪さをします。
勝者 ヒクレオ
ブロディ・キングvsディッキンソン
ディッキンソン選手は、大きい相手との試合で足攻めをすることがわかりました。
基本に忠実です。
子供の頃からプロレスファンだったそうで、全日本プロレスも好きだったそう。
試合にもプロレスファンっぷりが表れてて「ドラゴンスクリュー」「足4の字固め」「低空ドロップキック」を繰り出します。
完全に武藤選手ですね。
日本のプロレスに対してのリスペクトが表れてる選手です。
足を攻められまくったブロディ・キング選手ですが、要所で破壊力抜群の攻撃を見舞います。
コーナーでダウンしているディッキンソン選手にかましたキャノンボールはほんとにヤバそうだし、パイルドライバーも説得力が違います。
フィニッシュになったラリアットも、ほぼ事故です。
1発で試合を決めたブロディ・キング選手が準優勝にコマを進めます。
勝者 ブロディ・キング
優勝者にはSTRONG無差別級ベルトが与えられるこの大会。
USヘビーのベルトとは違った価値観のベルトになるでしょう。
準決勝は17日配信です。
そんな感じで。
でわ!