新日本プロレスの中にはさまざまなユニットがあります。
その中で最も新しいユニットが
UNITED EMPIRE(ユナイテッドエンパイア)
です。
結成したのは新日本プロレスですが、現在はアメリカの「NJPW STRONG」イギリスの「RPW」メキシコの「CMLL」にも活動範囲を拡大。
世界中で活躍するユニットに成長しました。
この記事では
- ユナイテッドエンパイアのメンバー紹介
- 各国での活躍について
を書いていきます。
参考になれば嬉しいです。
UNITED EMPIREのメンバー紹介
ウイル・オスプレイ
元々はCHAOSというユニットに所属していたオスプレイ選手。
ジュニアヘビー級(体重100㎏以下の階級)で活躍していましたが、2020年にヘビー級(体重100㎏以上)に転向。
G1クライマックス参戦時には体重を一気に増量した姿を見せ、ファンの度肝を抜きます。
オスプレイ選手のファイトスタイルの変化についての記事はこちら
G1最終戦でCHAOSを離脱し、THE EMPIREを結成。
翌年の2021年にはニュージャパンカップ初優勝。
その勢いで第2代IWGP世界ヘビー級ベルトを戴冠。
怪我によりベルトを返上しますが、自身でベルトを作成。
第2代IWGP世界ヘビー級チャンピオン(自称)としてカール・フレドリックス選手、成田選手、海野選手の挑戦を退けベルトを防衛します。
2022年の1.5東京ドーム大会ではオカダ選手との選手権試合に敗北。
オスプレイ選手はヘビー級ながらハイフライムーブは健在。
現在進行形で進化するレスラーです。
グレートO-カーン様
2020年10月に新日本プロレスへ侵略開始。
オスプレイ選手と共にTHE EMPIREを結成し、ユニットのリーダーです。
2021年2月には棚橋選手の持つNEVER無差別級ベルトに挑戦し敗北。
ニュージャパンカップでは内藤選手に勝利しますが、2回戦で矢野選手に敗北します。
G1クライマックスでは名勝負を繰り返しますが予選敗退。
ワールドタッグリーグでも決勝には進めませんでした。
タイトルにはまだ縁がありませんが、世間への侵略は順調に進んでいます。
Vtuberの大空スバルさんとのコラボ技
「大空スバル式羊殺し」を引っさげ世間を侵略。
年末恒例「東スポプロレス大賞」の技能賞を受賞します。
ジェフ・コブ
2020年11月ワールドタッグリーグに「X」として出場。
オーカーン様のタッグパートナーとして、エンパイアに加入します。
2022年東京ドーム大会では鷹木選手のNEVER無差別級ベルトに挑戦し敗北。
ニュージャパンカップは2回戦でEVIL選手に敗北してしまいます。
しかしG1クライマックスでコブ選手の快進撃が始まります。
開幕から8連勝で単独首位。
最終戦でオカダ選手に負けて決勝進出は逃しますが、たった一人で新日本プロレスを無双しかけました。
圧倒的なパワーを武器に相手を投げまくる。
コブ選手に捕まったらおしまいです。
アーロン・ヘナーレ
2021年4月、オーカーン様・コブ選手のパートナー「X」として出場。
エンパイアに加入します。
いきなりSANADA選手から3カウントを奪い、インパクトを残します。
ワールドタッグリーグではオーカーン様とタッグを組み7勝4敗で予選敗退。
2021年は怪我をしてしまい欠場期間がありました。
荒々しいファイトで2022年は活躍してくれるはずです。
Aussie Open
2021年9月、イギリスRPWで「Aussie Open」のカイル・フレッチャー選手とマーク・デイビス選手がエンパイアに加入。
オスプレイ選手と共闘を果たします。
Aussie Openは実力派タッグチームで、2019年にはG.o.Dが所持していたIWGPタッグベルトにも挑戦経験があります。
現在はイギリスマットで活躍中。
TJP
LA道場の兄貴的存在のTJP選手が2021年10月にエンパイアに加入しました。
エンパイア初のジュニアヘビー級選手。
独特のテクニックがあり、スピーディーな試合運びは見ていてめっちゃ面白いです。
プロレス・ルチャリブレ・総合格闘技のトレーニングをしているので、オールラウンドなレスリングを見せてくれます。
現在は NJPW STRONGでLA道場と抗争中。
各国での活躍について
新日本プロレス
オスプレイ選手・オーカーン様・コブ選手・ヘナーレ選手が参戦しています。
オスプレイ選手は第2代IWGP世界ヘビー級チャンピオンに君臨。
G1クライマックスではコブ選手とオーカーン様の評価が一気に上がりました。
ビッグマッチの際はメンバーがセコンドにつきますが、試合への介入はしません。
ヒールユニットというよりは「武闘派集団」といった立ち位置です。
NJPW STRONG
オスプレイ選手・コブ選手・TJP選手が参戦中。
アメリカマットでは完全にヒールユニットです。
「STRONG本隊・BULLETCLUB・チームフィルシー」という三つ巴のユニット抗争の中に割って入りました。
現在はLA道場と激しくやりあっています。
STRONGマットでジェイ・ホワイト選手やトム・ローラー選手との絡みが期待されます。
RPW
オスプレイ選手の古郷イギリスです。
オスプレイ選手とAussie Openが参戦しています。
「ウイル・オスプレイvs海野翔太」という試合も行われていて、海野選手相手に
レインメーカー→ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→ヒドゥン・ブレイド
というえげつない攻撃で3カウント奪いました。
CMLL
TJP選手とジェフ・コブ選手はメキシコCMLLにも参戦。
この試合は新日本プロレスワールドの「テレプロレスリング」で見ることができます。
TJP選手は2003年にCMLLに参戦経験があり、久しぶりの凱旋でした。
おわりに
現在は日本・アメリカ・イギリス・メキシコと順調に侵略を繰り返しています。
コブ選手は「南極でホッキョクグマを仲間にしたい」とコメントしていたので、世界中が射程範囲です。
さまざまな団体に上がるということは、ドリームカードが組まれやすくなるということです。
今後にも期待です。
そんな感じで。
でわ!
おまけ
結成メンバーであるビー・プレストリー選手。
2021年3月にエンパイアから追放されますが、その後アメリカの団体WWEの第3のブランドNXTに参戦しています。